こどもが不登校になって5ヶ月。
さっき、担任が家に来てくれたんだけど「正直、僕としては手詰まりです。お母さんは学校にどうしてほしいですか」と言われた。
なんだかとてもショックで、いやそんなこと言われても地獄の中から出る方法なんてわたしが知りたいんだけど、と言いたかったけど言えなくて、悲しくなったまま今こうしてここにいる。
こどもを引きずり出して、どっか遠くにやってほしい。
そんなことを考える自分を否定できないまま、ご飯を作っている。
56312通目の宛名のないメール
お返事が届いています
宿直小瓶
うちの子は不登校に成りました。近所にフリースクールが有ったので通いました。皆勤賞を貰いました。大学も出て介護の仕事をしています。5ヶ月はいちばん苦しい時だと思います。フリースクールもいいと思います。
ななしさん
ある意味、誠実な言葉だと思いました。人に教える立場の人がわからないと言えるのはなかなか無いなとも思うし、もしあなたがそれを録音していて「学校にいい加減な対応をされた。投げ出された」などと訴えたら、学校側が窮地に陥りかねないですからね。
それをかえりみず言えるのは結構すごいなと。
ただあなたとしては、一緒に悩んでくれるはずの人だから、手詰まりと言われて悲しくなる気持ちもわかります。
現実的には担任は他の生徒もいて、あなたの子供だけに時間を割くことが出来ない。100%子供のことだけ考えられるのは親であるあなたや旦那様だけ。ジレンマですね。
いじめでうつ状態であるならともかく、一緒に食事や会話が出来るなら、お子さんに先生が言ったのと同じ事をそのまま聞いてもいいかもしれませんよ。「先生やお母さん達にどうして欲しいか、希望や思っていることはある?」と。
不登校でも、自分の立場や今後を考える権利はありますから。
名前のない小瓶
お母さんの気持ち考えると胸が痛くなります。不登校になる理由がお子さんにもあるんだと思います。クラスの環境、将来の事、自分自身の居場所。
最後まで諦めないで!
無責任に聞こえたらごめんなさい。
嫌なことからは逃げていいと思います。
そのかわり、1番大事なもの守るときは立ち向かえばいいんです!
学校が嫌なら辞めればいいと思います。
環境が嫌なら引っ越せばいいんです!
引きこもりはSOSのサインです。
冬
こどもを引きずり出して、どっか遠くにやってほしい。
それが主さんの嘘偽りの無い気持ちなんですね。どうにもできなくて、疲弊して、他人に任せてしまいたい気持ちをずっとずっももってご飯作ってる、その淋しさ。
何があったか、今どうなのか全然知らないのだけれど、何かをどうにもできず、疲弊して、露頭に迷ってる気持ち、それがまさにこどもさんの気持ち。主さんの孤独と不安と、わたしには被って見える。
学校に行く行かないという目に見える行動の下にある見えない、籠城しているこどもさんの孤独と不安を分からないにしてもそういう心持ちがあるということを想像することは可能でしょうか?痛みへの共感は難しくても、途方にくれていることはお互い共通なのかもしれません。その時、主さんは誰かに手を差し伸べてもらいたいと心底思っていたから、先生の言葉にショックを受けたのではないでしょうか。
学校に行くことは当たり前なのか。
何かから自分を守るために普通に抗うという視点ももしかしたらあるのかなと思っています。
常識を疑い、ひっくり返すことで、真に生きることもまたあるのではないでしょうか。
ねばならないから抜け出すのは厳しいし苦しいのですが、そこにこそ自由と生きる意味を見出すこともあるのだと思います。
名前のない小瓶
たしかに子どもは登校出来ないかもしれないけれど、
学校側からそんな風に言われてしまうなんて、
親としては益々途方に暮れてしまいますよね。
私は息子が登校不安なので、
もしも先生からこんな事を言われたら、目の前が真っ暗になってしまいます。
それなのに…
小瓶主さん、ずっとお辛いですよね。
親や先生がどんなに手を尽くしても、
最終的には子供自身が一歩を踏み出さなくてはならない。
踏み出すその時に、学校も受け入れてくれるという安心感は、
本人も、親だって欲しい。
小瓶主さんの学校ではその気が無いと意思表示をしてきたという事なのでしょうか。
ですが、家庭だけでどうにか出来る問題では絶対にありません。
自治体の不登校の相談窓口はありませんか?
専門の先生に相談に乗って頂くのが、お子さんだけじゃなくて小瓶主さんにも良いのではないでしょうか。
私の自治体では不登校専門のカウンセリングや子どもを受け入れる教室もあります。
行く行かないは時間をかけるとして、
受け入れてくれる、お任せできる場所があるというのは、心の拠り所にもなるのではないでしょうか?
一人で悩んでいると、それこそずっと出口が見えない地獄の中を歩いているように感じてしまいます。
どうかお一人で抱え込まずに、
頼れるところに頼ってみませんか。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。