母が家を出て早5年が経とうとしている。
今日はちょっと体調が悪くてふっきれたはずのことが蒸し返してしまっている。だから誰かに聞いて欲しくて、ここに書いてます…
母はわたしが高校3年に上がったあたりで家を出た。理由は今もよく分かっていない。でもおそらく祖母との関係や子育て、仕事に関して長年の我慢が限界を迎えたんだろう。出て行く数年前から段々と我が家は荒んでいってたから。
あの頃の事は思い出したくないほど辛かったし大変だった。
元々家事は一通りできたから覚える必要は無かったけれど、実技ありの大学受験勉強、発達障害の弟の高校受験、物忘れの激しい祖母の相手…これらをしながらの家事は当時17歳のわたしには流石に過酷だった。体も壊して倒れたこともあった。
でも運良く、わたしはポジティブで相性の良い友人に出会えて今では割と普通に、むしろ周りからは元気な人だと言われるほどになれた。
しかしやはり「考え方」は変えられても、「性格」は変わらないらしい。
私の中にはいつになっても、あの裏切られて傷ついた「17歳の私」がいる。
こうして時々「愛して欲しい」「嫌いにならないで」と泣いて現れる。
結局のところ変われないんだと思う。
わたしは一生この17歳の少女と生きていかなくてはいけない。慰め方も分からない。むしろ傷つける一方だ。
そろそろもう寝よう。明日はもう少しマシな慰め方が出来ますように。
