大人たちの「社会に出るともっと理不尽なことがある」というたしなめてくる言葉の意味がわからない。
これは「社会に出たとき、さらなる理不尽に耐えられるように今から耐性をつけなさい」ということなのだろうか?
それとも「社会に出たらもっと理不尽なことがあるのだから今からそんなこと言ってもしょうがないだろう?」ということなのだろうか?
理不尽は耐えるものと教育するから問題が多発しているのではないの???
子供の内から理不尽を黙認させ、大人たちはその理不尽から子供を守らないの???
社会に出す下準備だと嘯いて?
そんな大人になんてなりたくない。
でも、社会に出る以上、理不尽には耐えないとダメらしい。
そんな社会に出ることが義務なんだそう。
こんなこと言ってもしょうがない。
けれど私は誰かに聞いて欲しかった。
名前のない小瓶
56800通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
確かにそれはあるかもしれません。子供の頃嫌な嫌とはっきり言えと言われたと思いますが、大人になると誰かがやらなければならないになりますからね…。
子供の頃に言われたこと、大人になったら矛盾だらけですね…。
名前のない小瓶
小瓶拾ったよ。
正解はあなたが大人になった時に
わかるものなのかもしれないね
結構、大人だけど
理不尽なこといっぱいあります
そして、まだ戦ってます
ななしさん
理不尽はあります。
①みんなそれぞれ主義主張があって、お互いに正しいと思い自信満々な事もよくあるんです。
それがぶつかるとどうなるでしょう?
②また、周りの人間関係によっては、白も黒とされます。
③集団をまとめ、時に裁く役割にもなる上司が必ずまともとも限りません。人は完全に善ばかりでなく、時々ずるい事もするものです。
今回私の経験上から考えさせて頂きましたが、まだまだ要因はあると思います。
法律があるとは言え、実際に法で裁くに至るには、かなり証拠と時間と手間と気力とお金がかかります。
泣き寝入りせざるを得ない人も水面下に沢山いる事でしょう。
子供のうちから耐性をつけようとするのは、親心または、どうにもならない時のその方の解決方法なのかもれません。
どうか貴方が、今回疑問に抱いた気持ちを忘れないまま、今の内に黙って飲み込む事以外の解決策が見つけられますように。
ななしさん
親はずっといるワケじゃない。
親がいなくなってもちゃんとやっていけるように、ってこと。
守るために鍛える、ってやつ。
名前のない小瓶
大人になると誰にも守ってもらえないときがたくさんあるよ。
自分で自分を守らないとどうすることも出来ないときがあるよ。
だから黙認しろ。ではなくて
知っておきなさい。だと思うよ。
そう教えてくれる大人はずっとあなたの横に立って理不尽と戦ってはあげられないから。
世の中にはあなたが今まで出会ったことのないような人間がいて理不尽なことが大小問わずたくさんある。
それであなたの名誉が汚されるようなこともある。
あなたのような真っ直ぐな人は特に注意。
どうか気をつけて。そして素敵な大人になってね。
ななしさん
どうしようもないのよね。
馬鹿がいる限り理不尽はなくならないからさ。
ななしさん
小瓶拾ったよ。 読んだよ。
あんな大人にならないぞと思っても、
気がついたら自分もあんな大人になっていた。なんて人にならないように気を付けたいな。社会が理不尽である限り、難しいとは思うけれど。
心の片隅に子どもを分かろうとする(全部分かるのは難しいけれど)心をもっていたいな。
ななしさん
後者だよね。いいから我慢しろってことなんだろうね。自分たちだって我慢してるんだからお前も耐えろってね。それで逃げることを知らずに耐えて、限界きて爆発しても知らんぷり。そんな大人にはなりたくないよね。そんな社会いらない。そうやって変えてこなかった結果が今の荒れた社会だと思うわ。もうみんな限界だ。
ななしさん
理不尽に耐えろ、なんて意味ではありません。
理不尽と戦う力を付けておけ、ということです。
世の中には悪い人、ずるい人がたくさんいます。
子供だっていじめっ子、卑怯な子、たくさんいますよね?
大人になると更に知恵がついたりお金を持ったりするから、子供の時よりグレードアップした悪い人がたくさんいるんです。
で、私達はその悪から身を守らなくちゃいけません。
おかしなことを言われたら、反論しなくてはいけませんよね。
その為には人前でも焦らず落ち着いて話すこと、ちゃんと論理を組み立てることが必要。
詐欺師が騙そうとやってきたら、上手に逃げないといけません。
その為にはオレオレ詐欺や還付金詐欺の手口や、どんな人が狙われやすいかなどの知識が必要。
「子供の内に、まだ保護してもらえる内に、もっと強くなっておきなさい。次は自分で自分を守らなくてはいけないし、大人として子供達を守る立場になるのだから」という意味です。
悪いことを考える人が1番悪いです。
しかし、悪い人はいなくなりません。逮捕まではいかなくても、ついサボったり、誰かの悪口を言ったり、嘘ついたりしてしまうこと、誰だってありますよね?ものすごく悪い人から、つい悪いことをしてしまう人まで、「悪いことをする人」は決していなくなることがありません。
大人は皆それを良く知っています。
「世の中は、決して天国じゃない。理不尽なことがたくさんある」と教えておくことは、大人の義務だと私は思います。
なぜなら、もし「社会は天国だよー皆優しいから大丈夫だよ♪」と言われて育った場合、その子供は何の危機感も戦う力も知識も身に付けないまま社会に放り出されるからです。その方がよっぽど無責任ですよね?
そして何の力もない人ほど、理不尽に耐えなくてはいけないのです。
学校でも、自分の意見をはっきり言えない人って不利ですよね。希望と違う係になってしまったり、評価を落とされたりしてしまいます。
大人も同じです。例えば政治や法律がよくわからない人は、自分の意思で選挙に参加が出来ません。転職する程のスキルがなく、裁判所への訴えの方法も知らない人は、ブラック企業でも我慢しないといけないことになってしまう。
悪い人がいなくならない以上、私達は悪い人に利用されない力、うまく逃げる力をつけなければいけません。
学校の中でも、小さい戦いがたくさんあります。そこで私達は、どんな風に自分が動いたらいいか、誰を信用すればいいかを、自分で学びます。あなただって悪ガキからうまく逃げたり、皆で注意したりしたことがあるでしょう?先生に常に守ってもらうばかりでは、そういう経験値はきっとつきません。
ななしさん
理不尽のストレスを理不尽で発散する負のスパイラル。
理不尽はしかたないという諦め。
理不尽に耐えたからこその強さなどという洗脳。自己防衛。
思考停止。
理不尽は苦痛だ。理不尽をなくそう。
自分もみんなも理不尽に苦しまないように。
そう思える人が増えればいいのに。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。