軽度の発達障害で、顔も悪い。頭も悪い。趣味も特技もない。生きるのが楽しくない。周りには誰もいない。家族も、友人も、恋人も何もありはしない。
失態だらけの過去を切り捨てて、新しい土地で新しい人生を切り出そうとした。
けれど、結局何も変わらなかった。
また繰り返した。高校を留年という形で転校して、将来も見えないままただただバイトをしているだけ。
寂しくて、ネットにも手を出していたけどもう誰も構いはしない。見もしない。始めの頃はまだマシだった。けれど結局壊れた。何も残ってはいない。ただ中身のない会話とやり取りをして時間を無駄にしただけだった。
健康である癖に、世の中にはもっと理不尽な運命を振りかざされて辛い人だっているのに。
誰でもいいから愛して欲しい、必要とされたい。嫌われたくない。
そうこうしているうちに、何も残らなかった。
私の人生は最後まで虚無に満たされるんだろうな。
大して何も幸せも楽しみも感じることなく。
無い無い無い無い、私には何もありはしない。無いだらけ。
消えてしまいたい。
おっぱい。