心に引っかかっている言葉がある。
親に言われた言葉。
「本当はあんたを産むつもりなかった」
喧嘩をしていた。お互い頭に血が上っていた。そんな時に出た言葉。
さらに
「お父さんに言われたから、産んだだけ」
真正面からそんなことを言われて、何も言えなくなった。
言われたのは小学生の時だったけれど、二十代になった今でも鮮明に思い出せる。
産んだだけなら、私が消えても問題ないよね?
名前のない小瓶
58895通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
反面教師で生きて下さい。絶対に言ってはいけない言葉というものはこの世に存在します。あなたのお母様はそれを破ってしまった。その言葉はもう取り消せないのが現実ですよね。でも、あなたを必要な人はたくさんいます。これからもたくさん出会います。それがたとえ母親ではなくても良いではないですか。絶対大丈夫ですよ。私も同類です。今は大事な息子と夫に出会えました。
44歳のおばさまより。
ななしさん
お母さんは弱い人。
自分をコントロールできない人。
自分の罪に向き合えない人。
身体は大人でも、心の一部は子供のまま。
私も7才ぐらいに同じ事を言われた。
ケンカなどしていない、半分笑いながら言われた。
その日から、50才ぐらいまで、心の中の箱に閉じ込めて生きてきた。
50才過ぎて、何十年ぶりに話す事があり、やっと打ち明けたら、怒鳴られておしまい。
全く、覚えていなかった。
もう、生きて会うこともない母。
何十年、待ち続けた言葉。
どちらかの言葉が欲しかった。
産んでごめんなさい。
産まれてきてくれてありがとう。
でも、その時の気分だったとしても、こんなヒドイ事を言う人との間に、何も期待してはいけない。
できる事は、悪いところを全て反面教師にすること。
でも、ご飯を作ってくれたり、育ててくれた事は、親として義務でも、感謝は忘れてはいけない。
親になったら、子供に産まれてきてくれてありがとうと言う。
そして、自分のインナーチャイルドは、癒えないから、悲しみと一緒に生きていく覚悟をする。
どんになに、インナーチャイルドを癒す瞑想などしても、やっぱり、子供の自分は、大人の私ではなく、本当の母から愛されたい。
親に愛されなくても、他人が愛してくれる日がくる。
自分を愛してくれる人が見つかれば良い。
自分の存在価値が分からず苦しみ続けるより、その辛さに負けずに、生きて!生きてやる!
そんな強い心を持つ。
お母さんは、ケンカの時に言ったのですね。本心ではないかも知れません。
時が経ち、あの時はごめんねが聞けたら、それは幸せですね。
今は、自分のやるべき事に、そのエネルギーを注ぎましょう。
きっと、幸せになれますよ!
ななしさん
私も姉と兄がいて末っ子です。
そして、母に「〇〇(私の名前)は産むつもりじゃなかったんよ。お父さんがどうしてもって言ったから。」「お母さんは3人も無理って言ったんよ。」と、小学生の時に言われ今も苦しんでいます。
(お金が無く、私を産まなければ普通の暮らしができてたんだろうなと思います。)
言われた時、喧嘩はしてなくて
淡々と愚痴を私に言ってました。
私は、母に優しくされても信じる事ができません。
母の事は大好きだけど、信じれない事が悲しいです。辛いです。
似た境遇の人がいると、具体的に知れて良かった。
どうしようもなく苦しいけど、もう少し頑張れそうです。
ななしさん
私は、私は兄、姉、私の三人兄弟の末っ子です。幼稚園の年長の頃に父と母が喧嘩した時に母に本当は子供3人なんていらなかった。二人でよかった。パパが3人目を欲しいって言ったから。と言われました。
その時母は、言ったことをすぐに忘れたのでしょうが、私は、現在高校二年生の今でも鮮明に覚えていて辛くなるとがあります。高校一年生の時不登校になった時、母にお母さんだけはいつでも味方だからと言われていましたが。いつもそのことが頭によぎっていました。言われるたびに母に反発して母からは、何でそんなに反発するの?と言われましたが。この11年ずっと覚えていたと思われるのがいやで言いだせません。前母に一度言った時、そんなことを言った覚えはないと言われさらに傷つきました。相手は覚えてないかもしれませんが言われた方は深く傷ついてる。このことを知らない母に一層嫌気がさしました。母が作った料理は、食べず、コンびになどで買ってきてご飯を食べていました。
私は今。ずっとこの想いを抱いています。もし私がお金を稼ぐようになっても、母には何もしたくないです。
なのであなたはおかしくないです。
もしそれでおかしいと言うのならば私があなたの味方になります全力で。
私は今学校に通っています。
母にいい大学に入っていい就職先に入って、私は、あなたの元に生まれるはずではなかった。あなたが私に言ったように、私もそう思った。といいかえすつもりです。そう思ったら、やる気がみなぎってきました。自己完結ですみません。
ななしさん
ご承知の通り
消えるのはあなたの方ではありません。
今なら相手に伝えられると思います。
我慢の時期は終了です。
ななしさん
ごめんね
頭に血が上って、小学生のあなたに、そんな事言ってしまったけど、本当は愛してるよ。
ななしさん
生まれた以上、その人生はあんたのもんだ。産んだヤツがどう言おうがアンタには関係ねぇぜ。好き生きな。
ななしさん
私も同じです。
親はいわゆるデキちゃった婚で、母と喧嘩をする度に「手のかかる子だ。望んだ子じゃない。」と言われます。
その度に精神的に幼かった私は泣いてもう消えてしまいたいと思いました。
その度に親のことが憎く感じました。
でも昔の事を振り返るとちゃんと私を育ててくれた事実があって、両親の確かな愛情が分かるんです。
消えても消えなくても問題は無いと思います。
ただ、これからやりたい事、大好きな趣味、音楽やアニメ、オシャレ、まだ見たことのない映画などまだまだ楽しいことが貴方にもあると思います。
もう少しだけでも消えなくて良いんじゃないでしょうか。
例え望まれなくてもこの世に生まれてきたんです。もっともっと楽しみましょう!
ななしさん
もう1回聞いてみませんか?
「あの時こんなことを言っていたけど、本当に私のこと要らなかったの?今でも要らないの?」と。
消えるのはそれからでも遅くないです。
お母さんの言ったことが真実だとしても、世の中には決して珍しくない事情です。避妊失敗して出来ちゃったとかパートナーに頼まれて子供作ったって人は案外多い。
ただ、だからと言って、そういう事情で生まれた子が幸せになってはいけない、なんて決まりはありません。
心でくすぶっているままなら、いっそ口に出して言っちゃいましょう。
もしかしたらお母さんもずっと気にしていたけど話を蒸し返せなかっただけで、涙ながらに謝罪があるかもしれない。逆に本音だと表情に出すかもしれない。
その反応を見て、長年のモヤモヤに終止符が打てたら、あなたはあなたの人生を生きて下さいね。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。