誰か私の話を聞いて!
と心が強烈に叫んでいる。
誰か私に振り向いて!
と体が求めている。
どんなに愛想よくしても
面白いことを言っても
所詮その場だけ。
誰も私にかまってくれない。
誰も私に振り向いてくれない。
愛情が欲しい。
無性の愛が欲しい。
私は愛の掃除機。
もらってももらっても満足しない
黒くて醜くい底のなしブラックホール。
友達も恋人も親でさえ所詮他人。
私の心は満たされない。
満たされるほどの愛はくれない。
1人孤独を抱えて生きていくのだろう。
寂しい…寂しい…寂しい…
だから私は決めた。
もし子どもが出来たら
いーっぱい愛をあげて育てようって。
笑って褒めて
私が欲しかった無性の愛を
惜しげもなくたくさん注いで育てよう。
そしたらきっと
私みたいに寂しい思いはしないはず。
きっと笑ってくれるはず。