いつまで経っても何かが違う、私には絵を描く才能も能力も備わっていないようだ。
私は消費者になる。
何かを、価値あるものを生み出す存在になるなどという高望みな夢物語はもう見ない事にする。否、見たくない。
私は、与えられたものを、流れてきた尊いものを甘んじて純粋に受け入れ、楽しむ。そして十分に楽しませて貰ったのでその感謝の意を伝える。それだけでいいじゃないか、十分に幸せだろう。
今までの私の生は無駄でしかなかった、それはこれからも変わらず。
私は創造することを諦める。どっちつかずが1番無価値で失礼だ。私には向いていなかったのだと、今までの無駄で尊い時間よさようならと。儚く、そして脆く、そして何よりくだらない、無価値で虚ろな時間よさようなら。あなたのおかげで楽しかったわ、そして最悪の今を迎えました、と。
愛とはなんだ、ただ好きでいればいいじゃないか、それで辛くなるよりよっぽどいい。
ああ、死にたい。
死ぬまで、どうか永遠に、安らかに眠らせてくれなかな。