「失敗作だな俺」落ち込むたび反芻してきたこの言葉。20半ばにもなって、片想いしかしたことがなく、少し優しくされたら好きになってしまうぐらい免疫がない。どうしようもなく女性を求めて辛いときは風俗でなけなしの金を使い、家に帰るたび、あそこは俺の行く場所じゃないと下を向く。
優しい言葉をかけたくて、優しく抱きしめたくて、深い部分の愛を与えたくて、そんな愛を与えた人に、僕のことを特別に思ってもらえたら、、、想像だけが膨らんでも、現実は何も変わらない。
大それた夢を求めてるつもりなんかない。僕の愛を渇望してる女性がいい。人は性からも愛からも逃れることなんてできない。離れたら離れただけ、引き戻される。でも今日だって何気ない顔で会社に向かう。
心も体も含めて、人生そのものを愛させて欲しい。僕のあげるものを嫌がらないで。嫌いなことは一つずつ覚えるから。
孤独は辛い。拒否は辛い。ただただ、本物の愛に無抵抗に身を任せたい
ななしさん
誰かに何かしてあげたい気持ちを一旦脇に置いた方がいいと思います。
何故なら「何かしてもらったから好きになる」よりも、「生きている姿そのものを好きになる」パターンの方がはるかに多いと思うからです。
仕事をバリバリやっている姿がカッコいい。
誰かに向けている笑顔がはつらつとしていて眩しい。趣味に没頭する横顔にきゅんとする。
極端な話、イケメンや美女だってそうですよね。Aさんが美形であることが直接Bさんの利益になるわけじゃないでしょ?Bさんは「カッコいー!同じクラスでラッキー!」みたいな自己満足で充分ハッピーになっている。
生き方や気質、スキルなどを垣間見た時に、それを気に入り好感が生まれる。
そしてそんな好感を抱いた人から話しかけられたり親切にしてもらったりするから、好感が好意に変わり、特別視や独占欲などを含んだ恋情になるのです。
「思いやりを持て」「積極的になれ」なんて恋愛マニュアルは言うけど、それは相手に元々好印象を与えられていることが前提です。
だから「僕のあげるもの(主さんがしてあげたいこと)」を嫌がらないで欲しいなら、まずは「僕はこういう人だよ」って知ってもらわないといけない。相手にあなたの気質や個性を素敵と思わせ、「主さんみたいな人と仲良くなれたら嬉しい」「主さんから何かしてもらえたら嬉しい」と思わせないといけません。
ジャニーズの人なんかライブのトーク中に客席に「うるせー!」とか「お前らふざけんなww」とか言っただけでファンがキャーキャーするでしょう?人間は、好きな相手からならどんなものでもホイホイ受け取るんですよ。
自分のしてあげたいことは今は後回しで。
理想のデートとか他愛ない喧嘩とかを思い描くより、自分を発信することです。