読書感想文が、学校で先生にコンクールに出すと言われたとき
母に言うと本当にすごくすごく喜んでくれた。
市の審査を突破して県に行くとき、県で優秀賞に選ばれたとき。
なんだかほとんど褒めてもらえなくて、喜んでもらえなくて、
優秀賞だったって真っ先に母にLINEしたのに返事も素っ気なくて、言わなきゃ良かったって思った。
県で優秀賞なんて実はそんなにすごくないの、もう2つ上に賞があるからたぶん全国コンクールには行けない。
褒めてもらうために書いたんじゃないけど、それくらいしかわたしには褒めてもらえるところがない。
高校生にもなってまだこんなこと思ってるだなんて絶対おかしいことくらい分かってるんだけど
妹に対するコンプレックスも消えないし、喜んでほしくて褒めてほしくて
県で優秀賞しか取れなかったことと相まって悔しくてたまらない。
“お姉ちゃん”だって甘えたい…
妹は小さいときよく入院していて母はつきっきりで、当時の寂しい記憶はいまでも涙が出る。
そんな愛情不足をこじらせて、こんな幼い情けない17歳になってしまったのかな
もう、期待し疲れた