中学生の頃、ストレスの発散場所が無くて初めてリスカに手を出したのがきっかけ。18歳の時に母親が自殺してから、切る場所がもうないってくらい、左の肘から下は横線だらけの血まみれだった。盛り上がった大きい傷は数える程しかないけど、光にかざすとびっしり、寄生虫が入ってるみたいに線が残ってる。眠剤1箱一気飲みして救急車で運ばれた事もあった。その辺にある胃薬とか風邪薬とかとにかく掻き集めて100錠以上飲んで、また運ばれて。20歳を過ぎてから、時が経つにつれて切る事はほぼ無くなったけど、眠れない時に眠剤飲んだら、枕元にカッターがあって左腕を知らない間に切ってた痕があったりした。最近切ったのは1年前。仕事で心が疲れてどうでもよくなって切った。歳を取ると傷の治りが遅いから、まだ色濃く盛り上がって残ってる。思えば幼稚園の頃からまつげを抜いては自分の目に入れて母親に痛いと訴え続けたり、髪の毛を抜きまくってた。今でもてっぺんは禿げてる。27歳の今、やっぱり切りたくて仕方ない。仕事で今日も泣いて、腕を掻きむしってガンガン殴った。切りたくなる時は、不思議と左腕の傷が見えなくなって私の目には綺麗に映る。普段は汚いとしか思わないのに。まだ切るとこあるなって思う。私は一生自傷行為から逃れられないのかもしれないと思う。それでもいいと思っている自分が少しだけ怖い。