ここがあるお陰で、考え方が毎日のように
コロコロ変わる。それは、見ている世界が
毎日のように変わっているということと
同じなのではないかと思うようになった。
自分の考えは一貫させるべきだと思って
いたが、私は本当は新しい体験をしたくて
仕方がなくて、無意識のうちに、世界を
旅していたのかもしれない。
今日は、こんなことを考える。
現実を変えたい、成長したい、こうなり
たい。そのために私は他人の反応を通じて
自分にマルを付けたり、バツを付けたり、
依存して生きてきた。そもそも、自分を
変えたいという動機はどうなのだろう。
それはつまり、今の自分の存在にバツを
付けているのと同じことだ。本当はやり
たくないけど、今の自分のままではいけ
ないから、我慢して頑張って、やって
いる。実際に昨日、自問自答してみた。
私は本当は何もしたくない。変わりたく
ない。今の自分のままで認められたい。
愛されたい。そう唱えると急に涙が
溢れて来た。それが本心だと思った。
頑張らないといけない。今の自分のまま
では認められないから、愛されないから。
存在してはいけないから。何かと引き
換えにしなければならない。当然頑張る
べき。役に立つべき。いい結果を残さな
ければ生きていてはいけない。存在価値
がない。でも現実はそうならない。
苦しい。もっともっと他に何かないか。
今の自分はこれに違いない。生きている
だけで愛されたいという本心を隠して。
逆に現実が変わらないのは、自分がそう
望んでいるからだ。ちぐはぐしていると
思い込んでいるだけだ。実際は今のまま
変わらずにいたい自分と、変わらない
現実があるだけ。今が幸せだったんだ。
何もできないまま愛される。赤ちゃん
みたいに。とは言ってもあれもしたいし、
これもしたいけれど。