自分には二人の兄弟がいます。
上に姉,下に弟そして間に自分。
三人とも産まれてまだ小さい時に親が離婚し,自分と姉は父と父の祖父母の方へ,弟は母と母祖母の方へと別れ育てられてきました。
そのまま物心がつくまでその環境で育てられていたので,物心がついた時,姉はどう思っていたのかは分かりませんが,自分は母親の顔,弟の顔,そもそもこの2人の存在を知りませんでした。
そしてそのまま時が流れ,度々姉との喧嘩が多くなり,自分は悪くないのに父や祖父に怒られる。
理由はただ一つ,「女の子に優しくしろ」つまり自分が男だからお前が怒られろと言う意味だと思います。
何やっても怒られる。姉には色々買ってあげる父や祖父母。
自分には「あれが欲しい」と言っても「我慢しろ」「自分で稼いだ金で買え」の一点張り。
兄弟間で発生する差別的扱い。
そして時が流れある日小5か4の夏休みの時に祖父に「母と弟のところに遊びに行っておいで」と言われてその瞬間初めて母と弟の存在を知った。
母と弟のところに行きその時初めて幸せに思えた。
しかし夏休みが終わるころには父の元へと帰りまた差別的扱いをされる日々。
その後小6になったある日学校でいじめを受けた。
それも全員から。当時ミニバスを習っていた。
チーム内に同じクラスメイトもいたが流石に1人ではいじめをできる根性が無かったのか嫌がらせはしてこなかった。
でも学校では違かった。
親に言おうと思ったが,どうせ「お前に何か原因があるんじゃないか」と言われるだけだと思い言わなかった。
先生に言うてもあったがそれはそれでどちらにせよ親の耳には入るから言わずに1人で解決しようと考えた。
最初の方は大した事ないおふざけみたいな感じだったが日にちを追うごとにエスカレートしていった。
学園ドラマでよくあるいじめもうけた。
給食の時には,牛乳や皿に盛られた食べ物を先生がどこかへ行く度に頭からかけられた。
朝登校して教室に行くと自分の机と椅子,持ち物が捨てられていた。
しまいには,トイレに行った時,洗剤で自分の名前と死ね,臭,きもいと書かれていた。
そして意を決していじめの大元に自ら「いじめをしないで」と言った。
だが,結果的にはいじめは無くならなかった。
逆にエスカレートしていった。
その時自分は「いじめが終わらないなら,クラスメイト全員殺してしまえば終わる」と思った。
どうせ自分はこの世に産まれてくるべきではない人間。家に帰っても差別的扱い。学校に行けばいじめの日々。
そんな人生耐えられなかった。
でも,自分もそんな根性がない。
結果的には転校し母の方に行った。
そして時が流れ,兄弟全員中学,高校へと上がり始めた時,次は兄弟の間でのけもの扱いされた。
母も姉や弟に「やめなさい」と言っても2人は口返事だけ。
結果的に前と変わらなかった。
母も姉や弟には色々買ってあげる。
自分には「我慢しなさい」
そんな日々が続いた時滅多に風邪など引かない自分が体調を崩し死ぬ直前までいった。
病院へ入院したが,母,姉,弟は最初の方だけ見舞いに来た程度。
自分なんかどうでもいい,むしろ厄介者だと思ったのだろう。
でも祖母だけは毎日来てくれた。
それは心から嬉しかった。初めて嬉しくて涙が出た。
そして,高校卒業して他県へと就職が決まり1人になった。
だが,仕事場でも社員からいじめを受けた。
辞めたくても辞めさせてもらえない。
もぉ〜耐えきれない。
小さい時からいじめや差別的扱い。
何をやっても認めてもらえない。
自分がいなくなっても誰も気づかないだろうな〜。
死にたい。