生存の安心、存在の許可。これらを外から手に
入れるために、自分を偽って自由を差し出す。
そしてお目当てのものを期待する。こういう
ことの繰り返しをしていると心が重圧や不快を
感じる。この生贄の儀式を一刻も早く断つ。
何かを犠牲にしなくても、生存の安心は
得られるし、存在してもよい。あなたが正しい
と信じることをまっすぐ突き進めばよい。状況
によってやはり何かを犠牲にしなければならない
ような不安に襲われるかもしれない。それは、
信じることを問われている。いつもアイデアや
歌や文章や問いに対する答えや何かを生み出す
ことに集中することを問われている。やらなく
てはいけないことではなく、やりたいことに
なるべく時間を費やすこと。やらなくては
ならないことがもしあったなら、なるべく
無心に瞑想状態を保つこと。自分を守るために
神経質になる必要はない。期待や重圧や不快を
感じた時は、何かを差し出して存在していいと
いう安心を得ようとしているのだと気付く。
ただ愛する人、好きなこと、やりたいことに
まっすぐ正直であること。きっとできるから。