知らない人と一晩を過ごした。
今思えば、ナンパのようなものだったと思う。
相手が比較的いい人だったから、イヤなことはされなかった。
正直、私の危機管理力が低すぎたのがあるし、今回は運がすごく良かっただけだと思う。
今後、こんなことはなくす。(また同じことしてたらもはや自業自得)
危険なことかもしれなかったけど、学びもあった。
これまで、自分に自信が持てず、付き合った彼氏も、私のために時間を無駄にしてほしくない。嫌われたくない。さみしさに耐えられない。といった思いから別れを告げてしまったことがある。
相手の目を見つめて話すことも、相手からどう思われているか怖くて、苦手だ。
このことを、そのとき出会った男性に伝えると、
「自信がなさすぎる。もっと自信あってええねんで。」「よっしゃ、じっと目を見つめといたる。大丈夫。」「充分魅力的やで。だから、こうして隣におるんやんか」と言ってくれた。
こんな私でも自信をもっていいのか。
私にも魅力があるんだと励まされた。
そのなかで、あれっと思ったこともある。
「そんな○○を俺が変えたいわ」という言葉である。
私自身は、自分を変えるのは自分しかいない。という考えを持っている。
誰かに言われたから、勝手に変わるものではないのではないか。
ここは現時点では、自分のなかでも整理できていないから、すごくぐちゃぐちゃになっている。
少し、今の気持ちを書き残しておこうと思う。
確かに、他者からの働きかけで、自分の考えや行動にも影響が及ぶとおもう。
でも、他者からの働きかけは、あくまでも、その人に影響を与える要因のひとつ、きっかけであって、
本当に本人に影響を与えるには、その人がどれだけ相手の言葉を聞いて、考えるかが重要なんじゃないかと感じる。
たぶん、このことを書いている段階で、
出会った男性から影響を受けていて、
感じて、考えて、男性が伝えてくれようとしたことを自分のなかで理解しようと必死なのかもしれない。
もうひとつ考えると、
初めて言われたことに自分はびっくりしてるんだと思う。
もしかしたら、取り繕った言葉なのかもしれなかったけど、
その人の笑顔や言葉には私に響くものがあった。
私自身が、両親からの愛情不足をひどく悲しんでいるところがあって、
小瓶で相談したとき、
「愛情はほかのひとからももらえるものなんじゃないのかな」というメッセージをくれた人がいた。
たぶん、メッセージをくれた人や私の話を聞いてくれた人たちのように、
出会った男性からも愛情(といっていいのかわからないし、愛情の意味を理解しきれていないけど。)のようなものを私にくれていたんだと思……いたい。
私にもなにか温かいものをくれる人がいると思うととても嬉しい。
きっと私が気づいていないだけで、辛いときに電話に応じてくれてた友人や途切れ途切れにも話を聞いてくれた先生方…。
きっと、きっと、いる……と信じ………たい。
こんなこと、まだまだ、断定できないし、
たぶん、人も自分も信じれてない私だけど、
おっかなびっくりに、
自分の身を守りつつ、楽しく学んでいこうと思う。