一度しかない人生の若い時が無のまま過ぎ去っていく。過去に大きなすれ違いをして、自分の中に原因があるって思って、もうこれ以上こんな自分のまま生きていたくないって思って、これまで色んな行動をしてきた。色んなカウンセリングや精神療法を試して、親元に居続けてもダメだと思い、一人暮らしも初めた。人との関わりで自分を変えようと、社会人サークルに通ってみたり、サークルの立ち上げに関わったりした。そうやって何年も自分を変えようと努力し続けてきた。でも、どれだけ頑張っても自分を変えることが出来ない。自分が生きるこの世界に幸せを感じることが出来ない。他の人と一体何がズレているのかもわからない。なぜ自分だけが幸せだと感じられないのかもわからない。自分にだけ、世界がつまらないものに見えていて、他の周りの同じくらいの年齢の人間は人との関わりの中で幸せとか温かさを感じて、その瞬間の幸せの中で生きている。大切な人と一緒に過ごして幸せそうにしている。大人たちが「今が一番楽しい時なのに」と自分に言ってくるたびに、やりきれない気持ちが襲ってくる。楽しいのが普通で、自分はその楽しいはずの時間をこんな風に消費し続けて生きているのかと思うと、異常性にすら気付かず、それが普通だと思って生きてしまっている自分という人間に絶望を感じる。確かにみんな楽しそう。生きながら後悔を生み出し続ける日々。無様な人生をこれ以上生み出し続けたくない。そんな中で20代が失われていく苦しみ、加齢による容姿の劣化への焦り、今しか楽しめないことを、自分という人間であるがゆえに楽しむことが出来ずに人生を捨て続けるしかないこと。自分をこんな人間に歪めた過去を恨んでも、今の自分が変わるわけでもない。だったらもう人生を諦めるしか選択肢が無いんじゃないか。これ以上拷問に耐え続けたくない。惨めな人生を生きていたくない。誰といたって俺は毎日孤独。
誰も自分の苦しみ何て分かってくれない、というか分からないのが普通のこと。だって自分は他の人と違う認識の中で生きている人間だから。幸せそうに生きている人間が自分とは違う生き方しかできない人間の苦しみを理解しようとしてもそれは不可能。自分なりにしか解釈することなんて出来ないし、考え方がおかしいと馬鹿にされるに決まっている。別に変じゃない、それが当たり前の反応だから。そんなことで悩むなんておかしいとか、大げさだとか。そう思われて当然。他人が感じる苦痛を理解することも出来ないのに、自分の感性と比較してあなたは異常だとか、逆に無理に理解したような、全てを知ったような口を利かないでほしい。
楽に自分という存在が消える方法は無いか。こんな鬱々とした気持ちの中で生き続けなければいけない自分という人間と、人生自体が嫌になる。
どうしてこんな人間になってしまったんだろう。疲れてしまった。
最近寝られない。眠っているのか起きているのか分からない中途半端な状態のままで朝になっていたり、逆に朝は早く目が覚めてしまいがちになったり、休日はベッドから起き上がれないことが多くなり、眠くもないのに寝てしまう。酒を飲めば楽になれるのかと、飲む量も増えた。過食もしてしまいがち。自分で自分を救うことも出来ないし、他人も自分を救えない。どうしたらいいのか。
どうしたらいい?いや、違う。解決策なんてない。俺の人生、もうどうしようもないんだろうな。過去に人間性を歪められて、それでもう自分の人生は壊されてしまったんだ。取り返しのつかない状態にされてしまったんだ。どれだけ頑張ってももう変わることは出来ないんだろう。誰か自分を消してくれませんか。