ガソリンの切れた車みたいな状態。
基本的には少し休んで、また少しずつ様子を見ながら始めていくのが基本だと言われた。
診断書を書くから休みましょうと言われた。
でも、誰かにストップをかけてほしい、止めてほしいとずっと思っていたのに、どうしても頷くことができなかった。
こわくてできないです、と。
一度ドロップアウトしたらもう戻れないと、その先はないと、そこで全てが終わるだろうという予感があるから。
たぶん私は次躓いたらもう立ち上がることはできないだろうと予感しているから。
必死の思いでなんとかつなぎとめてきた今の立場。
今まで、紙面上では躓いているように見えないように、なんとかしのいできた。
一番辛かった時期も、なんとなく止まったら二度と動き出せない予感がして、無理矢理足を引きずって這うように進んだ。
今ここで止まってしまったら、今までの自分と自分を支えてくれた人たちの頑張りを無駄にしてしまう。
2週間前には強く拒否をした薬を今日はすんなり受け入れている自分がいた。
薬でよくなるなら、まだマシだ。
どうか、良い方向に転がりますように。