私はいつから、夢を、希望を、人の優しさを信じる真っ直ぐさを、なくしてしまったんだろう。
小さい頃、お菓子の家に住むのが夢だった。
風船で空高くまで飛んで、雲を食べるのが夢だった。
「ありえない」なんてことはひとつもないと思っていた。
いつからか私は、自分の見ている世界以上の出来事を、想像することもしなくなった。お菓子の家なんて住めない。想像しているような量の風船じゃ体は浮かない。雲は食べられないし口に入れても美味しくはない。
ありえなかったはずのことがどんどん現実になっていくこの世の中で、それでも夢を見ることは決してしなくなった。大人になるって、こういうことなのだろうか。
100万円あったら何がしたい?
この質問ひとつで1日中楽しめていたのに。生活費で一瞬でなくなっちゃうなぁなんて、今の私は思ってしまう。それがとても寂しいのだ。
夢ってなんだろう。
いつから夢が、就きたい職業に変わってしまったんだろう。
ななしさん
大人になるって、現実を見ろってことかもしれませんね。
悲しいけれど私も今は夢だなんだんて言えないです、現実を見て生活がきちんと送れるようになれなきゃ後々苦労しそうだなと思ってしまうので。
だから彼氏とかもそうだし結婚もそうだし自分の人生観でもそうですが、いい加減な気持ちでは選べないし、進められないです。
不安ばかりじゃ生きていくのにも苦労しか無さそうだからです。
何も考えないで感情だけで進んでも絶対に後悔しか無さそうだから。
そういうのって、やっぱりちゃんと考えながら生きていかなきゃなと思いました。
地に足つけながら生きなきゃ苦労するのは目に見えていますから。
だから夢は見れるうちはいいかもしれないけど時間は刻一刻と進んでいってしまうので。あまりダラダラもしてられないもんだなーと。
夢は夢のままにしておくから夢を見ていられる部分もあるんだろうなとも思うし。
現実的には実情から言えば、夢と言っていられるうちは夢だけだ、で済む。
夢も踏み入れたら夢じゃなくなる、嫌でも現実からは目を逸らせなくなる。
だから結果、夢と現実は紙一重。
夢に行かなくても、夢に行っても現実。
好きなことを仕事にしたい人は沢山いる、でも事実きちんとそれを仕事に出来ている人はかなり少ない。
好きなことを仕事にして嫌になって辞めてしまう人もまた多い。
夢は憧れ、憧れは幻想でありただのイメージ。それが崩れた時にそれでも好きでい続けられるのかということ。