私の恋愛は、いつも他の女性に奪われて終わってしまいます。片想いでも、お付き合いしても、相手からアプローチされた場合でも、こちらからアプローチした場合でも、最後には「他に好きな人ができた」「彼女ができた」と。
ただ振られるだけの方が何倍もいいか。
女として愛する価値が自分にはないんだと思い知らされて、本当に辛くて、今度こそはと泣きながら立ち上がっても、また捨てられて他の女性に奪われてしまいました。またダメでした。彼は駆け出しの役者で、彼の弱音も全て受け入れて、誠心誠意彼を支えて愛しました。お金がないので、わたしも一緒に頑張りました。でも、仕事が増えてきたら、ほんの2回ほど共演した女の子の元へ行ってしまいました。
あーまたかって。もうこの先一生こうやって捨てられて奪われ続けるのかと思うと怖くてたまりません。もう二度とこんな思いしたくないと毎回思うのに。自分にまったく自信を持てなくなってしまいました。苦しいです。
もちろん自分にも非があることは分かっています。好きになると尽くしすぎてしまうこと。嫌われるのが怖くて中々本音を言えないこと。また捨てられるのではという疑いを無意識に持ってしまって心から信じられていないこと。
こんな自分が嫌いで、生きていくのが辛いです。なんでこうなっちゃったんだろう。もう20代も後半になってしまいました。周りに幸せな友達がいると、余計惨めになります。
人生の先輩方、同じ境遇から抜け出した方など、気が向いたらお言葉をお願いします。
ななしさん
小瓶を読んだ時、最初は「付き合うのがいい加減なチャラ男ばかりで、いつも最後に『もう飽きたバイバイ』て言われるパターン」かな、て思ったんです。
でもそれなら、テキトー男ばかり選んでいるって自覚があるはずですから、「見る目のなさ」で悩むことはあれど「他の人にとられてしまう」て悩みにはならないかなあ。
だからきっとそうじゃないんだろう、フツーに誠実で爽やかな好青年もいたんだろう、て推測しています。
あのね、「また捨てられるかも…」て信用しきれないなら、初めからそんなに好きじゃなかったんだと思いますよ。
辛い経験をして「もう男(女)なんか信じない!!」て号泣しても、誰かを本気で好きになったらまた信用するんです。出来る出来ないじゃなく、自然に信じる。
恋は意識してするものじゃなく、勝手に落ちてしまうものですよね?友情もそう。付き合いの長さ関係なく、好きになる時はパッと好きになる。
信用も同じです。優しい言葉を言う人に必ず心を開けるわけじゃない。きつい言葉を言った人を必ず嫌いになるわけでもない。
あなたは今まで、好きな人と付き合っていたのではなくて「女としての自信」を取り戻すためにさ迷っていただけなのかもしれないって、感じました。
「また駄目」と何度も凹んだなら、期間の長さはともかく、それなりの人数とお付き合いしてきたのですよね。でも、人生で全身全霊かけて真剣に付き合える人って、滅多に出会えないんじゃないかと思うんですよ。
ということは、自分の心が示す自然な感覚でなく、「この人は良さそう、私を裏切らなさそう」みたいな判断基準でお相手を選んだことも少なからずあったんじゃないかな。
それだと彼がどうこうより、彼の目に映る私はどうかってことばかり気にかかる。尽くすのも彼の為というよりは自分の価値を上げる為。そんなつもりはなくてもね、尽くし過ぎてしまうってそういうことです。
そんな風に「女としてようやく合格出来るか」てことばかり考えていたから、彼もいまいち好意を感じられなくて盛り上がらなかったんじゃないかな。
彼女が全然自分の方を見ていないんだもの。そりゃつまらないし「お前にとって彼氏とは一体」てなってもおかしくない…と、思いました。
主さんは真面目な方なんだろうと思います。
でも、真面目に恋愛と、彼氏と向き合ってきたかというと、それは微妙なんじゃないかな。あなたはずっと自分の内面を見ていたのかもしれない。過去のトラウマから一人相撲をしても、誰も幸せになれません。
心が「ああ、信用出来る」て自然に思える人に出会えるまで、少し落ち着いて1人を楽しんでみたらどうかなと思いますよ。お友達ならそういう人に出会ったこともあるんじゃないですかね?
あなたの良さを大事にして、しかしいい加減な相手には決して切り売りせず、力まず焦らず1人でも明るくいきましょう。その方が周りも近寄りやすい柔らかいオーラになりますよ。