何か明確な理由があるわけでもないけれど、何故か自分がどうしようもなく嫌いだ
自分の様な者が生きて笑って生活している事に腹が立つ
なのに、痛いのは怖い
苦しいのは怖い
死ぬのが怖い
死ぬことが怖いのではなく、自分で自分を死に至らしめるという事が、怖くて出来ない
死んだ方が良いと感じているのに、自分の顔を見て、何でまだ生きてるんよお前と思ってしまうのに
世の中が嫌なわけじゃない
友人にも恵まれていると思う
愛する妻子も居る
共に過ごす時間は大切だと感じ、笑いながら過ごす
その笑っている自分が、また嫌になる
死んだ方が良いと感じている自分が、少し何かの調子が良いのかゲラゲラと笑っている
その姿を思い返し、また、早く死ねと思い死ぬのが怖いと身がすくむ
自分自身ですら、死というものを想像、認識せぬままに死ぬ事が出来るとしたら。
それでも人は死を選ばずに生きていくのだろうか
生きていく強さも
死に行く強さも
どちらも持ち合わせぬ人間は、必ず世の中に居ると思う
自分以外にも。
どう納得していますか?今を生きている自分に。