今日もバイト頑張りました!
ほんと、あたし頑張ってる! うん! えらい!!!
ただね・・・ベテランパートのおばさまがた、
もう何年も何年もずっと同じところで働いていて偉いな、すごいなって思うけど、
自分たちが入ったばかりの頃のこと、忘れちゃってるんだよね、きっと。
見知らぬベテランたちの中に1人で入っていって、
緊張してた頃のこととか。
緊張のあまり失敗してしまったり、
まだ覚えきっていないことがうまくできなかったときのこととか。
「遅いから代わってよっ!」とか、「そうじゃなくてぇ〜!!!」とか「○○って言ったじゃん!」
「目の前にあるでしょ! そこよ、そこっ!!!」とか
気短かに追い立てられるように言われるとね、
時々、言い返したくなるの。
「へぇぇぇ、○○さんは、最初っからなんでもすぐに覚えて
最初っからテキパキ素早く完璧にこなせたんですね?!すごいですね!」って。
特に休憩なしで6時間も立ち働いていると、
疲れてだんだん思考力も落ちてきて言われたことパッとできなかったり、
もたついてしまったり間違えたり。。。
一生懸命やっていても、集中力はどうしても切れてくる。
だから余計言いたくなるの。
「すごいですね! みなさんは私よりうんと年上なのに、
たとえ6時間ぶっ通しで立ち仕事をしても疲れなくて、なんでも素早くできて、
何も間違えないんですね?!」って言いたいわ。
慣れてしまうってこわい。
できて当たり前になってしまうってこわいな。
自分ができなかったときのこと、忘れちゃってるのね。
不安な気持ち、失敗しちゃいけないっていう緊張感、そして失敗した時の穴があったら入りたいような気持ち・・・。
そして人への温かさや思いやりも忘れてる。
あんなふうにはなりたくないな。
もっと気持ちに余裕を持って生きたいな。
忙しい時でも笑顔満面で楽しそうに働いてるおばさまもいるよ。
その人は他人のやり方やできないことに否定的な言い方をしない。
失敗しても「大丈夫、大丈夫♪」って笑ってパパッと直してくれる。
その人と一緒に仕事してると、大変な仕事も本当に楽しくて。
そして気分が楽だから私も失敗しないの。
前者のおばさまたちとの違いって「自分たちと新参者」に対して
「私は私、あなたはあなた」なんだよね。
「仲間」と群れるとタチが悪いのは若者もおばさんも同じ。
「自分たちはデキる人」で、同じレベルでできない人は「ダメな人」。
「私は私」の人は、「仲間」と顔見合わせて
人の失敗に呆れ顔したり笑ったりしないし、
できなくて「ごめんなさーい」としょげていても
「大丈夫、大丈夫! 絶対覚えるから。慣れだから。心配いらないわよ」って
軽く笑い飛ばしてくれる。
色々と社会勉強してますって感じ。
「私は私」のまま、忙しくても笑って人に親切にして、
自分の失敗も人の失敗も笑って対処できる人をめざすわ!
いい歳して若者言葉を使って調子飛ばしてるおばさんにはなりたくない。
おばさんだけど、中身はグループで固まって転校生の悪口を陰で言ってる小学生の女子と全く変わりない。
情けないと思う。