先日、40歳になりました。
現在は、一応自営業者なのですが、「食えていない」という状態です。
数年前に古い知人の事業を手伝って欲しいと誘われたのですが、その際、雇用するのは難しいといわれ、自営業として業務委託を受ける形をとりました。いわゆる偽装請負ですね。雇用主が支払うべき保険などを逃れるためで、そもそもそういう話を受けるべきではありませんでした。
そして、その知人が酷いパワハラ・モラハラ体質で、執拗な侮辱・罵声や、難癖をつけての賃金の減額・不払いなどの扱いを受けました。
その知人の妻子もDVを受けており、その対応などで、精神状態が悪化して仕事が務まらなくなっていきました。
このような相手とは縁を切って、他の仕事を探すべきなのですが、40歳の年齢で職を探すというのも困難です。正直にいって、精神的に探せる状態でもなく、勤まる仕事があるとも思えなくなっています。
まずは医療を受けて回復を図るべきかとも思いますが、食費と家賃にすら足りない収入の現状で、到底医療費が捻出できません。
もう、二進も三進もいかない。
思えば、私は物心ついた頃から、あまりにも他人から酷い扱いばかり受けているように思います。
幼稚園に入るなり、なぜかわかりませんが、先生からいつも怒鳴られるようになりました。後で聞いたところでは、毎年園児の誰かに目をつけていじめているような人だったそうです。
先生がいじめるなら、園児も一緒にやるのは当たり前です。毎日幼稚園から泣いて帰るような日々でした。
その力関係は小学校にも引き継がれ、常に私の失敗を笑おうとみんなが見張っていて、突然後ろから殴られることも当たり前の6年間になりました。
私は背が高かったのですが、運動や喧嘩は全然ダメでした。大きくて弱い奴というのは、殴っていじめるのに格好の的だったようです。
またその頃、家に大きな借金ができてしまい、両親はその対応に追われていました。80年代のことなので、ヤクザが家に怒鳴り込むこともありました。
両親も心に余裕をなくし、毎日幼稚園や小学校から泣いて帰る私に、「泣くな」と怒鳴りつけて殴るような扱いでした。
私は、面倒で手間のかかる存在だったんでしょう。
そして母は新興宗教にハマりました。
私が不登校になりかけていても、病気になっても、「薬は毒だ、信仰すれば治る」と何時間も儀式をしたり、信者を数名引き連れて入信を強要するなどするばかりでした。
どうにか中学校に上がったものの、その中学は、今ならありえないほど体罰の激しい学校でした。
忘れ物をした程度でも平手打ち、誰かが何かをすると連帯責任で殴られる。
そうやって体罰で生徒を服従させていることを示すため、体育祭は一ヶ月前から入場行進の練習をさせられます。一ヶ月間の殴る蹴るで、一糸乱れぬ行進を完成させ、体育祭で披露するのが毎年の慣例だという、あまりにも異常な学校でした。
高校の3年間だけは、まともに人生を過ごせた時間でした。
家の借金はひとまず解決し、いじめからも開放されました。
しかし大学に入った頃に、これまで苦痛に耐えていたことが限界を迎えたようで、何をする気もなくして寝込んでしまいました。
ほとんど単位も取れないまま中退しました。
すでにバブルが弾けて就職氷河期が来ていて、真っ当に大学を卒業できてもまるで仕事がない時期でした。
精神状態が悪化していた私も、どうにか無理して、せめてバイトでもと何度も挑戦しました。
しかし、到底務まるものではありませんでした。ブラック企業が氾濫する時代でもあり、そういうのがあれば一ヶ月、長くても一年くらいで力尽きる。
力尽きたら、回復するまで一年くらい寝込み、どうにかまた仕事を探してはまた悪化して。
求人票の虚偽や労働基準法違反の職場もあり、パワハラに遭うこともあり、同僚からの嫌がらせもあり。
一箇所だけ、五年続けられた職場があったのですが、そこは親会社の都合で派遣切りにあって追い出されました。
その末に、古い知人を信じて行ったら、冒頭に書いたような扱いです。
結局、しっかりしたスキルを身につけることもできず、精神状態がよくなることもなく、40歳です。
人生の記憶のほとんど全ては、ただ苦痛に耐えてきたことだけです。
これから先に、苦痛以外の何かがあるようにも思えません。
幼い頃、先生にも同級生にもいじめられ、家では親から冷淡に、ただ失敗だけを罵られて育てば、なんというか、家を建てるときの基礎のような、根本の部分が壊れてしまうように思います。
10代後半くらいから、基礎のないところにどうにか柱を立てて屋根をかけようとし続け、どうにか掘っ立て小屋を立てても所詮は掘っ立て小屋、台風や地震で倒れ、またイチからやり直し……と、そんな人生に思えます。
今後どう頑張って、どううまく行っても、掘っ立て小屋以上にはなりません。
もう諦める以外に、何かしようがあるんでしょうか。
名前のない小瓶
85947通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
貴方が目を開く事です。
知人を信用したのではない。
不自然なことにつぶって考えることを放棄しただけ。
孤独になることを恐れない。
まず心の病ならその診断書を。
その診断書を持って生活保護申請。
きっと窓口でもひどいことを言われて 人を信じられなくなるでしょう。 信じなくて良いんです。利用するんです。
貴方の人生を豊かにするために人を頼るのでなく自分の力で立つんです。
知識は力です。分析力はある。
貴方に足りないのは自分を信じること。他人に自分の人生を委ねないことです。
頑張ることはハリボテをつくることじゃない。
まず、立つことです。
足を踏みしめて、前を向いて、他人にひどいことを言われても 心を守り、己のなすことをなすための力をつけることです。
そして不当なことは断る勇気を。
人に自分の価値を置けば不安定なまま何も変わらない。
貴方が貴方の価値を育てて 傷ついても立ち上がらなければならない。
ハローワークでどうすれば就職できるか。
今すぐ就職するにはどのような資格が有利か。
人の目を見て 怖がらないで 得られる知識を活用して。
違和感に目をつぶらず自分を信じて。
まずは少しだけ休んで 力を溜めて 歩きだして!
ななしさん
強く生き 耐えてきたあなたを尊敬致します。
申し訳ありませんがアドバイスは出来ませんが、この先 幸せな人生を歩めることを願います
まりちゃん
なんとなく、
読む限りですが
「全部捨てる勇気を出す」ために
出来事が起きているようにも
読めました。
主観です。
ハァ?と思えば、スルーしていただいてよいです。
誰かを、信じるな、という
意味ではありません。
まず、何よりも
自分がどうしたいかを、最優先する、ぶっちぎってでも
通す、
そんな自分を、小瓶主さんの中の本音くんが
待っているんじゃないでしょうか?
信頼できる人間関係って
わたしは、いつでも、「現在の自分」ありきだと思っています。
だから、
自分が、先。
そんな、俺を好きな奴が、
来ます!
そんなもんです。
頑張る方向性、が、ちょっとずれていただけだったんじゃないかな?
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。