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私はできない子らしい。自覚もある。できないらしい。こんな自分なんか大嫌いだ。親にもよく言われる。お前はできない、と

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私はできない子らしい。
もちろん、自覚もあるし、
こんな自分なんか大嫌いだ。
親にもよく言われる。
お前はできない、と。

できない、できない、何が?
……『努力』。
努力ができない。

つまりは逃げてばっかのクズってこと。
さっきも母にそう言われた。
「高校生にもなって甘えてんな」
「お前なんかさっさと自立して出てけ」
「お前なんか失踪でも何でもすればいい。
探さないし、『あぁ、あいつ頑張れない
から逃げたんだ』で片付ける」
「この先どうにもならないじゃないか。
どうするんだ、死ぬのか」
「お前は人間として劣っている、
欠けているものが多い」
「どうせ進学だってできない」
「趣味のためだけに安月給でこき使われ
趣味だけを楽しみに生きるような
生き方をすればいいし、どうせお前は
そんな生き方しかできない」
簡単に言うとこんなことを言われた。

ギリギリの成績で何とかそこそこの
進学校に滑り込んだ私。
得意教科と苦手教科の差が本当に
激しく、得意教科は学年の中でも
いい方なのに対し苦手教科は学年の中で
最底辺を彷徨っている。
苦手教科は毎考査毎考査赤点常習犯で
追試常連。
その原因は明白だった。
やってないのだ。
得意教科も苦手教科も等しく、
やってない。
そもそもの話この高校に入った際も
義務、圧迫的学習以外はほとんどせずに
入った。だからという訳ではないが、
私は勉強の仕方を未だに知らない。
サボりにサボった結果がこれだった。

ただの言い訳に聞こえるかもしれないが、
努力をしない、というよりはできない、
という方がしっくりくるような気がする。
私は、メンタルが強くて弱い。
ストレスというものをいなす方法を
自分のどこかで作ることで、高めの
ストレス処理能力を以て悪口の類は
限界に達しない限り抑圧される。
そういう風に出来ているように思う。
反面、そのストレスの処理には決定的な
欠陥があった。
趣味に興じることでストレスを忘却及び
希釈するという性質を持つため、
必然的に「趣味」に使う時間が増える
という点だ。
あーあー、クズが自己弁護のための
屁理屈捏ねてまーた妄言言ってら。
そう言われても仕方の無いような
無茶苦茶な理論。だけれど、実際に
そうなのだ。

中学の頃までは今よりも大分ストレスは
少なく、趣味に使う時間も「娯楽:処理」
で言うなら「7:3」くらいだったと思う。
幸い中学では気の知れた友達にも恵まれ
毎日が凡そ楽しく充実していた。
しかし、高校からは違った。
家と学校が遠いためただでさえ
睡眠時間が長く要る質なのに早起きで
毎日寝不足。一年早々のクラス分けが
絶望的でクラスで出来た友達は一人、
しかもその友達とは絶望的に波長が
合わず恐らく相手の方はこちらに敵意は
ないのだけれど、毎日とにかく
精神的にも社会的にも生理的にも
無理で彼女の一挙一動に嫌悪を感じつつ
薄ら笑いでやり過ごす日々。というか
友達というよりはただの契約関係。
加えてただでさえ難しくてついて
行くのも難しいような苦手教科。
その他環境の変化なども相俟って、
前と同じような処理能力ではとても
対応しきれなくなっていった。
次第に自分の中で軽い崩壊が起こるのを
感じて、「死にたい」が心の中の
口癖になるようになった。
死にたくなくても、無意識にそう心で
唱えるようになっていった。
それに比例するように、自分がどんどん
欲望に抗う術を無くしていくのを感じた。
その頃にはもう、趣味の比重は
「4:6」くらいになっていた。
趣味がないとやっていけなかった。

また、私の得意なことは文章を書くこと
と歌うこと、という何とも趣味的な
ことであったので、たとえ歌の練習を
するためヘッドホンをつけていたり、
メモアプリに書き溜めている文章の
入力を行っていたとして、それは親の目
には終始スマホを弄って遊んでいるように
しか見えない。当然、理解もされない。

趣味、娯楽、得意の養成、それらに
時間を使っていると、時間はいくら
あっても足りなかった。
もともとシングルタスク気味で
勉強しながら娯楽!ができないので、
勉強は勉強、娯楽は娯楽に絞らざるを
得なかったのも影響していた。
さらに厄介なことに、元々の長睡眠体質
と興味、好奇心の偏りから、勉強を
していると家でも学校でも大抵はすぐに
眠くなってしまうというオプション付き。
心底要らない。それが苦手教科なんかに
なるとそれはもう極端で、どうしても
長いこと続かない。仮に起きていたとして
すぐに他のことに思考が転がっていったり
他のことが気になりだしたりして
結果的にそもそも進まない。
そんな繰り返しで、最終的には
「全然何も出来ていない」というような
状態になるわけだ。

よく、やりたいことを見つけたら良い、
なんて言われる。
そんなもの、とっくのとうに見つかって
いるのだ。しかしそれは、あまりにも
娯楽的で趣味的で、現実的かつ
非現実的なことだった。それで生計を
立てていくのは、はっきり言って
不可能に近かった。だからこその
趣味だったのだ。
だから、質のいい趣味を追い求めるため
きちんと働きたかった。全ては、
最終的に未来の希望となり得るその
趣味のために。
だから、「将来やりたいこと」なんて
今更言われたところでもうこれ以上
何か見つかるわけなんてなく。
ましてそれが職業、社会生活、延いては
自分を精神的に苦しめると分かっている
ようなことにやりたいことを見いだせる
はずなんてなく。けれど、進学校で
ある以上は何か、ある程度のビジョンを
持つよう度重なる進路指導の圧により
一年生でありながら促され。
結局成績も振るわず未来も見据えられない
私に母が煽りのつもりか説法のつもりか
嫌味に似たような悪意溢れた声色で
告げたのが冒頭辺りの発言という訳だ。

父母は元々、働いているためにあまり
家にいない。そのために、私の趣味や
思考や状況を、ほとんど知らない。
状況に関しては成績表でしか判断せず
いい所より悪い所ばかりを見て褒める
ことをあまりしない。
私のことを何も理解っちゃいないし
理解ろうともしないのだ。
私はそれを知っていた。
私がスマホに依存する実態のことも、
本当にやりたいと思ってることのことも、
心に抱えている私の中では大きめの
辛さのことも、なにもかも、
言ったってどうせ理解なんか得られる
わけが無いことがわかっていた。
否定されるだけで無駄だって、
理解していた。
どうせ、またいつものように
「養ってやってるのは誰だと思って
いるんだ」
「お前なんか金も稼げないくせに」
「お前が生きるための全て、お前が
持っているものの全ては親である
私たちの所有物ということを忘れるな」
と、抗いようのない事実を盾にされ
封殺されるだけだと、わかっていた。
しかも母は怒りの沸点が低い上
ストレス処理が絶望的に下手くそなため
母の言うことに反論なんかすれば
たとえこちらが正しいことを
言っていようがある種八つ当たりの
ように怒鳴り散らされるのはもはや
明白で、面倒事にしたくなければ
言いたいことがあっても頷くだけで
飲み下さなければいけない。

そしてなお、彼らは、私は、言うのだ。
「あいつはできない子だ」と。
出来損ないだと。
病気なのか、と言われた。
そうかもしれない、と思った。
スマホを弄らないと死ぬのか、と言われた。
そうなのだろうな、と思った。
本当にダメだなぁ、と言われた。
そうだよなぁ、と思った。
どうでもいい、と言われた。
そうですか、と思った。
疲れるなぁ、と言われた。
うるさいなぁ、と思った。

思うだけだ。
言えない。言うのなんか許されない。
逃げ場もない。遣り場もない。
死ぬほど痛いわけじゃない。
ただ、ナツメの木で肌を擦るような
細やかな痛みだけが続く日々だ。
今、世界中で不幸な目に遭っている
人に比べると、ものすごく恵まれた
環境下でぬくぬくと過ごしているだけの
ただのクズの、心が弱かったからこその
つまらない自分語りであったのだ。
取るに足らないような痛みにも
耐えられず喚くクズの独白だったのだ。
希望はない。未来だけがある。
誰も教えてくれやしない。
それだけだ。


とても長いですね、読んでくださった方
貴重なお時間を本当に有難う御座いました。ご迷惑をお掛けしました。すみません。
名前のない小瓶
88280通目の宛名のないメール
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お返事が届いています
名前のない小瓶
こんにちは、拝見しました。
今はとても自分の存在価値を考えられるゆとりがないと思います。

客観的に、あなたが今御両親から心理的虐待を受けていますね。
自分もかつてそうでした。小学生の頃は母親から骨折させられたこともあります。
だから、高校卒業したらとにかく家を出ることと、もう親に関わらないことだけを考えて生きてました。
今はとても辛い状況ですが、あと1、2
年でしょうか、一度家を出て客観的にご自分を見られてください。
また別の考えが出てくると思います。
その時に固執していたことなども、必要なかった、などと気付くかも知れません。

最後に、人は肉親であっても本当に無責任です。でも、当の本人に無責任という自覚はありません。恐らく考えることもしないでしょう。
だから、あなたはあなたの人生を生きてください。出来るだけ、人に頼らなくて済む人生を考えてみてください。
そうしたときに、自ずと自分で考え出せる時が来ると思います。

ななしさん

「私はできない子」っていうのは、あなたの親や周りが勝手に決めつけている事で、本当のあなたを知っているのはあなた自身じゃないですか。あなたの奥深さや個性、良い面を見ようとせずレールから少しでも外れたら「できない子」?
努力っていうのは他人に押し付けられてするものじゃなくて、自分がやりたいから、好きだから、頑張りたいって思えるから自然に努力するんだと思う。
周りの期待や理想になるために努力をしていても、きっと心から頑張ることは難しいと思う。
誰かのために努力する、我慢する人生なんて本当にそうじゃなきゃいけないのか。自分を抑えてまで「人の言う通り」を歩むなんて、正直、勿体ない。
趣味に時間を割いて何が悪いんだろう。今のうちに好きな事をもっととことんやったほうが、いい気がする。私なんて今の趣味がなけりゃ生きてる意味すら分からないってほど、趣味が自分の一部になってる。読んでて主さんの気持ちはすごい分かるけれど・・私はもう手遅れですが、今でもやりたい事が沢山あるし、出来るなら海外に行きたいなぁと思って学生時代なんてとうの昔に終わったけれど今必死に英語を勉強しています。

誰かに与えられた道で今後の人生を後悔するより、自分が決めた道で後悔したとしても、そっちの方がまだ全然マシだと思った人の意見でした。
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