私は人が嫌いでした。世界が嫌いでした。自分が大嫌いでした。私に未来は無いのだと悟っていました。将来なんて、想像も出来なくて勝手に無いものだと決めつけていた。
私は本当にネガティブで、自己嫌悪が激しい女でした。周りの環境のせいだと全て決めつけていました。
そんな自分が誰より大嫌いでした。
私は今、社会人です。想像も出来なかった未来で、想像も出来なかった仕事をしています。過去の私に言ったらどう思うでしょうか。信じてもらえないと思います。でも、過去の私と約束したんです。手紙に書いて送ってくれ、と。
私、今幸せです。生きてて良かった。自殺しなかったあの頃の判断が正しかったのかは未だに分かりません。もしかしたら死んでいた方が良かったのかもしれない。でも私は今、生きてて良かったと思えてる。全ての人に感謝できる。
生まれたことが間違いだったと泣いた日々。私の人生をこんな風にした運命、神様とやらを何度恨んだか。なぜ私は生まれてしまったのか。生まれたくなかった。そんな後悔を日々感じていたあの頃。本当に奇跡だ。
私が今こうしていられること、それ自体がとてつもない奇跡で、このまま明日死んでしまいそうな気さえする。
私すごいな…。本当によく頑張ったね。
誰も私の葛藤を知らない。褒めてはくれない。でも、私自身は知ってる。貴方がどれだけ頑張ったか。苦労したか。どれだけ苦しんで泣いてきたのか。
だから、過去の自分へ。
あなたの努力は無駄じゃない。あなたの涙は無駄じゃない。あなたは世界でただ一人だけ。自分を大切にして。ほどほどでいいんだよ。きっとあなたも生きてきたことを感謝できる日がくるから。