“図書庵通信”
新年度からの新テーマ『犬と猫と人と…』の棚作りをしてきました。
先日、偶々観たアニメ『チ。-地球の運動について-』で、心惹かれる台詞が…。
「文字はまるで奇蹟ですよ。(中略)あれが使えると、時間と場所を超越できる。二百年前の情報に涙が流れることも…、千年前のウワサ話で笑うこともある」
《文字》を紡いで生まれた《言葉》が、時を越え、国境を越え、あらゆる壁をも超えて自分と繋がる📖
それはやがて私と人ばかりでなく犬や猫等々、枠に囚われることなく波紋は拡がってゆく…📖
今回の棚は言い出しっぺは私ですが、過去の自分と向き合うこととなり、正直しんどい選書の日々でした。
ですが、その甲斐あって、また一歩踏み出せることが出来ました。
少年期、青年期、壮年期、そして中年期に出会った座右の書を並べ、思いを書き込んだポップを貼るつもりでしたが土壇場で省略。
春頃までは今テーマでの棚となりそうなので、今月、来月…とカレーの日に訪れる度に、少しずつ変えてゆく…カモ📚
私が分校館さんと一冊の本を通してご縁が出来た様に、庵を覗いてくださった方のそんな出会いを願いながら、おかげさまで一周年となった今回の棚を作りました。
どうぞ、周りを見回してください、耳をすませてみてください。
あなたへの、あなただけの《言葉》が、様々な形を経て傍にありますから。