30歳になる男です。
甘えも含んでいることは重々承知しているのですが
どうしても吐き出したくなったので吐き出させてください。
学生時代、コミュニケーションが不得意で
同級生との人間関係や、
勉学についていくことができず、
休みがちになり、不登校になってしまった。
休学や不登校で遅れをとりながら
なんとか大学を卒業したがその後
引きこもり同然の生活になってしまい、
家族以外ほとんど誰とも
関わらない生活が３年続いた。
それでもできる仕事をさがした。
人と関わるのが得意じゃなくてもできる、
得意なイラストを描き続けた。
好きなことだったので楽しかったが
世間的には何もしてない人間だっ。
そんななか不安と焦燥が徐々に募っていった。
なんとか１年前、兼業であるがなんとか生活ができるくらいは
稼げるようになったが、
せっかくの見つけた仕事なのに。好きで始めたことなのに。
自分の描いたものが評価に晒され続けることが辛く、
怖いというきもちが最近心底から芽生えてきた。
これを失ったら、どうしよう。
必要とされなくなったら、どうしよう
せっかく見つけたやりたいことなのに。
唯一のできることなのに。
そう思ったらこの仕事以外に何もない自分に気づいた。
兼業である辛さも含めて、どうしようもない孤独と辛さが襲ってきた。
20代、イラスト以外なにもしてこなかった。
それを選択したのは自分だし、後悔はない。
だけど、それだけしかないことが、今とても怖い。
30を越えて今更それに気づいた。自分は今の自分のことに
手一杯で、未来の自分のことなんて、考えたことがなかった。
頼っている家族、
親もいつか死んでしまう。
コミュニケーションも不得意で
人とうまく付き合えない
女性と付き合い方さえも全くわからない。
仕事に関してもうまく人と関われない。
結局コミュニケーションができないと何もできない。
それが不得意なら、と始めたことだったけど
その先でわかったことはコミュニケーションは人として
絶対必要という自分にとって絶望的なことだった。
好きなことを仕事にできたことで
これで生きていけるという自信を身につけたつもりだったけど
その自信も保つ気力も日に日になくなっていっているのを
日々感じている。
生きるということにもう疲れてしまった。
ずっとこの先こうなのであろう自分にも腹が立つ。
それでもやるしかないのはわかっている。
どうすれば。どうすれば。
名前のない小瓶
