はっきり言って、私は運動音痴。
小中学校時代は、運動会の前日に夜空を見上げては、雨乞いをしましたし、なんとか風邪をひいて休めないかと、風呂上がりに頭を拭かなかったり、薄着で寝たりと努力した結果、丈夫な体に成長。
おかげで、インフルエンザも何のその!
風邪をひいても大して熱は出ず、鼻水や口内炎で済むほど。
スポーツ全般苦手なので中学校では、残念ながら帰宅部は無かったので、野球、サッカー、剣道の中から、走らなくて良い剣道部を選びました。
まぁ、そのせいで、先輩らからの陰湿、陰惨、陰険と三拍子揃ったいじめ(私の時は“ヤキ”と呼ばれてました)の洗礼を受けることになったのですが。
そんな私ですが、本にハマって40年…。
読書家と言える程、造詣が深いわけでなく、好きな本を好きな様に読んでます。
その中から、オススメの作品を紹介していきます。
『もういっぽん!』(村岡ユウ 少年チャンピオン・コミックス)
女子柔道部の青春を描いた作品ですが、先にも述べた様に単なるスポーツ漫画なら、私は興味を示しません。
私がこの作品に惹かれたのは、読む側にも希望を持たせてくれるからです。
私が望むものは、一つ一つの“縁”が繋がり、“円”となること。
47年もの間、何度も挫折を繰り返してばかりで、もう何もせず、自分のためだけに…と思った矢先、ここと出会いました。
これ迄経験した出来事が、ほんの少しでも誰かの役にたてたらと、また要らぬお節介心が疼き出しました。
“縁”は繋がり、“円”になる。
それを描いたこの作品は、きっとあなたにも光るものを残してくれると想います。