わたしがわたしを嫌いだ無価値だと言葉にすると
必ず誰かがそんな事ないと言う
趣味を作れと言う
視野を広げろと言う
好きなものがある
好きなことがある
好きな人たちがいる
大切なものがある
でもそのこととわたしは全くの別物だ
わたしはわたしを終わりたい
始まることなど望んでなかった
でも始まってしまったものはしかたない
だから早く終わらせたい
終わらせなくてもいいのかも
と
このために生きてきたのかも
と
まだまだ先を見ていたい
と
思うことはある
けれどそれらの、いわゆる希望というやつは
なんの抑止力にもならない
わたしがわたしを終わらせたいと思う
もう全部捨ててしまいたいと思う
そのことには微塵も関わりはしない
二律背反
でも矛盾だとは思わない
わたしの本質はいつだって早く終わりたいと言っている