はじめまして。私は現在高校3年で、大学受験を控えています。
本来ならこんなことをグダグダ書いている余裕は無いはずの人間です。こんなことで頭を悩ませるくらいなら英単語や年号を覚えた方がよっぽど効率的で有益だと理解しています。
でも理性ではなく感情で、「私はどうせ頑張ったところで受験には落ちるしやる意味がない」と考えてしまいます。
どこからこの諦めが来たのかはわかりません。ただの逃避なんだろうな、と思っています。
私が頑張ったところで、周りの人から見たら「できて当然」のことすらできないんだろうな、と授業を受けることすら苦痛になっています。当然質問もできません。「こんなこと聞くほど何もできないのか」と思われるのが怖いからです。
幸いなことに人間関係には恵まれています。友達は良い子ばかりで、先生にも悪い人はいません。家族も(一緒に暮らしているので不満があるとはいえ)善人です。虐待を受けた記憶もありません。
だからこそ失望させてしまうことが怖いです。私のような人間に付き合わせているのだから、せめてがっかりさせたくありません。ずっと低い成績を取っているので、家族は私にある種の諦めを抱いていると思います。よく捨てられてないな、と少し驚いているくらいです。
中学受験で第一志望に落ちてしまって、未だに母は「あの時あの学校に落ちたのは運命だったんだよ」と言います。自らに言い聞かせるように。それが申し訳なくて仕方ありません。
「勉強をしたところで私はどうせ何もできない人間」という考えが脳の片隅に巣食っているうちは、多分勉強に身が入りません。やったところで無意味だ、と考えてしまうと手が止まります。
それによってまわりを失望させていることも了解しています。だからたとえできずとも頑張らないといけないんです。ポーズだけでも頑張らないと、もっとがっかりさせてしまうから。
期待されている、とも思いません。「人間ならできて当たり前」「高3ならできて当たり前」の最低ラインすらなぞれないんです。どんなに背伸びしたって届かないんです。できやしないんです。
もっと自分に夢を見ていたかった。「私はやればできる」という無条件の信用を持てる人間になりたかった。それすらも高望みです。
長文・乱文失礼いたしました。読んでいただいた方の一日が、良いものになりますように。
名前のない小瓶
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ななしさん
こんにちは、小瓶主さんの言ってることめええええええええええっちゃわかります。なぜなら私は三浪してるからです。(縁起悪くてすいません)
以下はあくまで私の体験記なので、参考程度で読んでください。
私は東京芸術大学という国立大学が第一志望でした。しかし不合格となり、高校卒業と同時に浪人生になりました。学科の予備校でも高校時代と同じくよくサボりました。なぜなら予備校という環境になじめなかったからです。でもサボるたびに親に対して「高い費用を払ってもらっているのに勉強しない自分はなんてクズなんだ」と自分を責めました。そしてサボるたびに、他の人と私の成績の差ははぐんぐんひらいていきます。それがもう辛いのなんの。ますますサボりがひどくなりました。
わたしは実技の(絵を描く)予備校にも通っていました。実技の方は、現役の頃からかなり真面目に通いましたね。絵が好きで得意だったのもあります。サボることもありましたが、ごく稀でした。でも学科が悲惨すぎて落ちました。(3割きってました)
今思うと、二浪の途中からは自分が大学で何を学びたいのか、将来の夢が宙ぶらりんの状態でした。東京芸術大学に入るために受験勉強してましたね。だから落ちた時は一浪の頃よりこたえました。どんどん自分に、才能に、自信がなくなっていきました。三浪になると、途中から学科の予備校へは通うのをやめました。親に対して、こんなサボりまくる浪人生の自分が申し訳なくてたまりませんでしたし、どうあがいてもこの環境に馴染めない人間なんだと理解したからです。同時に自己嫌悪が増し、鬱っぽくなっていきました。
そして三浪目の冬、まさに入試まであと少しの時期に鬱になりました。実技の予備校に行く時間になると涙が出るんです。いくら拭っても止まりませんでした。なんとか最寄の駅まで行っても、泣いてしまって家にトンボ返りでした。集中力が散漫になって本が読めない、常にマイナスな事しか考えられない、夜は眠れない状態でした。死ぬこともよく考えてました。結局予備校に行かずに試験当日を迎え、結果落ちました。
見た感じかなり悲惨に感じるでしょうが、私はいい受験生活だったと思います。
みんなが必死に勉強する中、私は親が心配するほどサボりました。でもその時間、私は自分の好きなこと、興味が湧くことだけをしました。そんな自分にひどく自己嫌悪することも多々ありましたが、でもそのおかげで、将来の夢や、大学で学びたいことを見つけましたし、自分のアイデンティティや感性が、確かなものへと成長したことを今感じてます。これは大事なことです。自分の芯をもつことは自信になり、糧になります。結果芸大には落ちましたが、代わりに筑波大学に合格しました。
映画を見たり、美術館に出かけたりしたこの経験が私の作品制作の役に立っているように、小瓶主さんにも、勉強以外の時間が役に立つ日が必ず来ます。今は勉強しない自分に吐き気がするほど嫌気がさすと思います。でも後であの時間があったから今の自分があると、思う日が必ず来ます。自分の興味がある事、好きなこと、未経験なことをやってみて下さい。
忘れないでほしいのが、私はそれなりに勉強もしました。勉強しんどくなったら休憩して、休憩がしんどくなったら勉強するってスタイルで三浪目を乗り切りました。
(かなり特殊な)一個人の意見なんで、聞き流すのもアリです。
とにかく私は小瓶主さんを応援してます!受験生活を終えて、無駄な時間だったと思う人はいないと思います。大事なものをたくさん得ることができる、かなり貴重な時間です。小瓶主さんが思いっっきり悩んで、苦しんで、楽しめることを願ってます。(でも根詰めすぎて、鬱にならないようにしてください、まじで厄介な病気なので‥‥)
最後まで読んでくれてありがとうございました。
心の底から、応援してます。
キングテレサ
あなたにも何か出来る可能性があるんだよ、いつかあなたにしか出来ない何かを見つけて人生の意味を楽しんで欲しい。
りぃふ
読ませていただきました。
小瓶主さんは、中学受験の時の悔しさ、何よりもお母さんをがっかりさせてしまったことでご自身が傷ついたことに対して、心の整理がついていないのかな、と思いました。
期待してくれた誰かを失望させてくれるのは怖いですね。無条件で愛してもらえるなんて言われても、そうだよねって納得するのは難しいですよね。
一度自分が傷ついたことを、またなぞるのはとても心が疲れてしまうことだと思います。頑張ることを無意識に避けてしまうのは当然のことだと思います。小瓶主さんは、悪くない。
けれど、もし、小瓶主さんがこの状況から脱却するのを望むのであれば、いつかはご自身の気持ちの根っこと対峙しなければならないとも思います。
自分の無力さを痛感して、うまく付き合っていくことも大人になることなのかな、と私は最近思います。
文字通りご自愛くださいね。
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