テレワークで誰とも話さないからストレス、なんて言うけど、テレワークより前から通ってるオフィスでもそんな感じだったから、今更ストレスとは思わなくなってしまった。
長い間別の事業所にいて、3年ぶりに戻ってきたのだけど、なんか全然別の雰囲気になってて、ついていけなかった。
仕事の引き継ぎも前任者が同じ部署にいるからってまともにされず、かといってわからないところを質問しても適当な返事が返ってくるだけだった。
ミーティングでわからないことを質問したら、3倍ぐらいまくしたてて質問の意図と違うことを返されてしまった。
全く自信がなくなった。
10年選手って言われても、全然違う仕事を1年くらいのスパンでやってる。
持て余してるのか?とも思うけど、本当に仕事ができないと思われていたら行かないような部署にも配属されてるので、会社の考えてることがよくわからない。
10年選手にしたら細かいところまで聞きすぎているのか?と思ったりもした。
ただ、人を動かして会議を計画して、説得しないといけない仕事なのに、説得できるだけの材料が見つからない。どこに重点を置いて話して、どうだったのか前回の様子もわからない。
何も聞けないし、身動きも取れない状態になった。
助けてくれる人もいたが、いつの間にかその人たちに応えられるだけの余裕がなくなってしまった。それも悲しかった。
自分が本当に仕事ができないと思うようになっていった。
1年くらいしてやっと、自分だけが悪いわけじゃなかったんじゃ?と思うようになった。
半月仕事を休んだあとだった。
仕事を人に渡さず、教えない上司にも、他の仕事で忙しいのをいいことに自分の課を放置する課長にも、もっと向かって行ってよかった。
こんなに仕事ができない自分が意見してはいけないと、閉じ込める必要はなかった。
やっとそう実感できた。
この春から課長が代わった。
上司は相変わらずで、忙しいアピールと頼られるアピールがうっとうしく、私の質問にろくに答えない。腰巾着みたいなおじさんが上司のフォローしたいのか私にまくしたててくる。
やはりしんどい。
でも私はやれることをやればいいのだ。自信をなくして、仕事を進められなくなるのは自分のためにならない。
家にいられるだけで私はストレスが減る。その間にやることをやるのだ。