昔の私へ、もしくは、私みたいな境遇のあなたへ。世界は残酷です。正確に言うと、「とことん残酷な人もいます」。で、そういう人はほんっとうに情とか

昔の私へ、
もしくは、私みたいな境遇のあなたへ。


世界は残酷です。
正確に言うと、「とことん残酷な人もいます」。
で、そういう人はほんっとうに情とか人間らしさとか持ってないし、
案外あなたのことを「人だと思ってない」。

そう思うと楽になるし、これは本当に知っておいたほうがいい。

実際、企業のトップなんかは
感情論で動くのは馬鹿、従業員は数として見ろ、という人もいるくらい。

恵まれて育った人間は、自らを省みることをしません。
たった一人の経験からものを語るのは良くないけれど、
私自身の体感としてある。

ファンタジーだとか、小説で
「民衆のためにがんばる王子や姫様」って、
大抵「スラム育ち」とか「なにかすごく辛い過去がある」っていうの、多くないですか？

それ。

辛い思いしてないと、恵まれた人間は他人のことなんて思い遣らない。

そんなことしなくても、金と立場と地位で解決できるし

他人のことは、「自分が当たり前にできることを何故かできないクズ」くらいに思ってる人もいる。
(全員がそう、ってわけではなくて
そういう人もいる、という話です。そして著しく主観です。)

問題は、そういう人に
優しい人は引っかかったりカモにされてしまうということ。

私の周りのやさしくて善良な人も、
明らかに理不尽な労働を強いられてたり
鬱になるまで努めてたりしてた。

でも、「会社のために頑張る」「会社に申し訳ない」っていうその厚意、
全く届いてない可能性、めっちゃある。

なんなら捨て駒程度にしか思ってない企業だってあるもの、
そういう会社ばかりじゃないと思いたいけど、

私達ができるのは、とにかく自衛すること。

会社に限らず、個人の単位でも「他人を人と思ってない、常に見下してる」人って一定数いる。
そういう人ほど、めちゃめちゃ魅力的で
口もうまいし一見優しくて、すごくいい人に見えてしかも美人とかイケメンだったりするんだよ。もしくは金持ちとか。

でもきっと、私の小瓶を読んでるあなたなら
何らかのセンサーというか、生育過程で身につけたカンみたいなものでうっすらわかると思う。

もし他人に酷いことを言われたら、ちょっと考えてみてほしい。

その人がもし、あなたとおんなじ生まれをして
同じ家で育って
例えばお金がなかったり、虐待され続けたりしたら
あなたを馬鹿にできるくらいのゆとりある人間になれただろうか？

恵まれた人って、大抵気づいてないんだよね。
私自身、あまり金銭的に困ったことがないからわかる
「お金がある人は、お金によって時間と能力を買える。」だから、「本人の能力が高いんじゃなくて、たまたま恵まれてたおかげ」なんだって。
容姿とか才能も一緒。
偶然、「それを持ってたから楽できた」だけで
大抵の場合、「本人がすごい」わけじゃない。

なのに、錯覚してる人が多すぎるなーと思う。

ま、なんにせよ
あなたを貶してくる人のことはあんま気にせんでいいよ。
気になるだろうけど、「あーこいつ自分のことわかってねえな」もしくは「他人と自分を均等に比較するってことのできない人間なのね」って思っといていいと思う。

いろんな要素を差し引いたら、人間そんな変わらん。

で、偉そうなこと言うやつってほんとは弱いから
たぶんあなたと同じ境遇ならすでにしんでるよ。笑

という、雑感です。

あくまで一個人の意見、

でも知っといて損はないと思う
取り入れるかどうかはあなたの好きにしてね。