ななしさん
小さい頃からそうなら、家庭環境に原因があるのかもしれません。
精神が弱いと言う家族なら、おそらく「過敏さは悪いことだ」という価値観なのでしょう。
そういう雰囲気の中で育てられた子どもは、先生から叱られて泣いちゃったとか、テストで良い点が取れずに落ち込んだとか、ちょっとでも過敏さを自覚する場面があると「自分は駄目な子だ、でき損ないなのだ」と自己嫌悪をしてしまいます。
本来なら落ち込むことは自分の力不足を見直し、成長に繋がるきっかけになるのだから過敏に反応してもいいのに、自己嫌悪で自信をなくしてしまうから前向きになれないのです。
例えばですけど、あなたの過敏さを「この子は繊細なんだ」と受け止め、繊細さがプラスに働く料理や手芸、絵などをやらせてみるとか、落ち着く音楽や香りを一緒に探してあげるとか、「あなたは敏感な分、他人の気持ちを察してあげることも得意なんじゃないかな。優しくしてあげようね」と過敏さにポジティブなイメージをつけてあげるとか、家族からそんな接し方をされていたら、過敏なままでも精神的な強さや行動力はちゃんとついたんじゃないかなって、私は思いますよ。
家族からそうしてもらえなかったなら、自分で自分を育て直してあげて欲しいです。過敏だからこそ気づく細かいこと、強くないからこそ理解し寄り添ってあげられることがあると思うんです。それをひとつひとつこなして、あなたらしさ自体に自信をつけてあげて欲しいです。