最近歌詞応募の企画に参加して
歌詞かく人になりたかった頃みたいに
久しぶりにいくつか書いてた。
それで気づいた。
自分が描く詞には「誰か」がいる。
絶対歌う人とその相手「誰か」がいる。
そういうのしか書けない。
悲恋を描きたい訳じゃない。
「誰か」がいる必要なんてないじゃないか。
そこにその世界があればいいじゃないか。
カッコイイ歌詞が好きだ。
小難しい言葉が行き交う独特の世界観とか、
思ったままを歌い上げる潔さとか、
強く人の心を打つ思いとか。
でも描けない。
気づいたら二人いて
甘ったるい世界で不器用になっている。
設定変えしても。
恋愛ものをそんなに聞くわけじゃない。
むしろ甘いのが嫌いすぎて避ける。
でもそうなる。
青春もの、決意や未来を語る詞。
ありがちでも等身大の言葉が書ける人をうらやましく思う。
妄想の世界は現実の体験描写に勝てない。
というよりその表現力が俺にない。
二番煎じばかり。
自分の好きな世界観も
静かで人がいない夜や
どす黒い夜の世界の想像も
この頃遠ざかってしまって描くことができない。
悔しい。
ただ悔しい。
長い言葉は苦手だ
でも短い言葉じゃ伝わらない。
作詞家や詩人ってすごいな。
やっぱり俺の憧れだ