ななしさん
勧められて試してみた結果「自分には合わない」と判断なさったのかもしれません。単に耳が育っていないという理由で良さが理解できないのであれば、それはご縁がなかっただけで、責められるべきことではない様に思います。
落語でも、若手を好きな観客がその方の師匠も好きな訳ではない様に感じます。好みが分かれるのも仕方ないのではないでしょうか、皆さん割と個性豊かなので。
何にどれだけ時間を割くかは人によって様々です。他人の時間はその人の命です。命の時間を使っても良いと思う対象は、演芸の他にも人によって沢山あるでしょう。自分に合う、必要としている、求めている物事に、人は時間を割きます。それが家族や恋人や友人だったり、仕事や学問、全く別の趣味だったりしても良いと思います。
それでも「この方を知らないなんて損してる」と感じる事もあると思います。そんな時には、その方の良さを周囲の方や世界に向けて喧伝したら良いのではないでしょうか。
人生には限りがあるので、全ては網羅できません。一度試して、そこから先に繋がるかは各人次第。基本的に娯楽は義務ではないので、各自が自由にご選択なさったら良いと思います。