私は生まれた時から周りより貧乏で、性格も悪くて、他にもここでは書けないくらいの酷い環境によって、よく近所の子どもからいじめられた。
小学校に上がると更に酷くなり、中高では落ち着いたものの、酷いことには変わらなかった。
ある時、自宅が全焼してしまった。隣の家の前科者が家事を起こして燃え移った。
地元ではそれでたくさんからかわれた。耐えきれなくなり、相手を殴ったら先生に怒られ謝罪するように命令された。悔しくて泣きそうになり、からかった相手はにやけていた。
悩みを聞いてくれる友達はいないし、心を病んでいくうちに対人恐怖症になってしまい、すっかり人が怖くなり、コミュニケーションが上手く取れなくなってしまった。
そんな中、高校生の時、私は一人で勉強がしたかったのに、親からアルバイトを命ぜられた。
対人恐怖症が治らなかったために、地元は知り合いが来るのが怖くて、ずっと飲食店の厨房で働いていた。
嫌々働いていたから、内部の人達と上手くコミュニケーションが取れず、たくさんトラブルを起こして更に病んでしまった。
その後も精神が安定せず、周りがとても怖くなり、ついに不登校になってしまった。学力も著しく下がり、志望校へは行けず全落ちし、浪人してしまった。
浪人生活は最高だった。誰も勉強する私を邪魔せず、結果が出るまでほっといてくれた。
何とか大学まで行けたは良いけれど、国公立が行けずに私立大学へ進学したために、奨学金のことで親戚を不快にさせてしまった。
私は好きで貧乏に生まれた訳ではないのに、どうしてこんな思いをしなくちゃいけないんだろう。と最近また病み始めた。
誰も分かってくれないし、聞いてもくれない。もう死ぬことしか毎日考えていない。
親が一番頼れない。私の気持ちを一度として理解してくれなかったし、いつもいつも無理矢理学校へ行かせようとして問題に向き合ってくれなかった。
つい最近も、私が病んでアルバイトを辞めたのを知っている癖に、またアルバイトを進めてきた。
親の年収は同年代の平均よりかなり低いのに、ただ一人っ子じゃ可哀想だからという理不尽な理由により、私を産んだ。
高齢出産で、ロクなお金もなく、ほぼ無計画で生まれてからか、私はボロボロになってしまったに違いないと毎日思っている。私は完全に被害者だ。
そういうことを言うと、どうせ世界にはお前より恵まれない子どもが〜と言われてしまう。
下を見たらキリがないし、何よりそれは解決にならない。それは私の傷付いた気持ちを理解していない。
このまま一生誰からも理解されずに人生が終わると思うと、泣けてくる。
せめて、お話を聞いてくれる優しい友達が欲しかった。私のことを理解してくれる友達が欲しかった。みんな酷い。この世は薄情者ばかりで大嫌いだ。