人の心を動かすと言うのは難しいですね。現在20代の私が人生で初めてどこで道を誤ってしまったかと途方に暮れているお話です

ざっくり言うと、感情がないのかも…と思いました。

何でもかんでも本音を言えばいいってもんでもないんですが、例え口に出さないにしろ、「私はこの人が嫌い」とか「私はこれをされたら絶対に許さない」とか、弱さや汚さや甘えを含めた飾らない気持ちを、自分の中で認めてあげることは大切です。それが自分を大事にするということ。

あなたはどこか、心の中でさえ自分の感情を抑えている部分があるように思います。子供として、管理職として…という「立場」以外の、あなた個人の感情が、今一つ文面から伝わってこないのです。

お父さんの厳しさに「私の為を思って言ってくれるんだ」「ありがたいと思わないと」みたいに、マイナスなことを考える自分こそ未熟で罰当たりなんだと自分を責める部分がありませんか？
「マジうッッざい！何も話す気にならん！」「もっと◯◯な父親なら良かったのに！」と憤る気持ちは一切ないのでしょうか。

ありもしない噂を流されたのか、どうして「年下上司だからしょうがない」のですか？
「人柄ブスだからヒラ止まりなんだよ！！」「こっちも名誉毀損だって言いふらしてくれるわ！！」となっていいはず。
理不尽に毅然と立ち向かわない姿を見せる人は、部下から信頼されません。「私にトラブルがあってもなあなあにされ、守ってくれないだろうな」と思うからです。それでは責任ある立場はつとまらない。

人間関係には、正論だけでなく感情が必須です。
「一般的にはこういうものだろう」「論理的に考えればこれがいいだろう」という、どこか他人事な雰囲気では、相手に伝わりません。あなたが父親に抑制されたように感じたのも、「親子はこうあるべき」「学生はこうあるべき」「女性はこうあるべき」という主張を押し付けられる、そんなしつけ方だったからでは？
「一般的にこうあるべきで、上司としてこうして欲しい」だけでなく、「一般的にこうあるべきことを、◯◯な理由でやらなかったあなたについて、私は●●と思っていて、今後▲▲したいと考えている」「あなたについて理解が浅くて悲しい・残念」と、あなた自身の気持ちをきちんと伝えないと、「あなたを大切に思うから、一緒にやっていきたいから」という誠意は伝わりません。これは叱るだけでなく、褒める時も同様です。

管理職は、実は純粋な仕事の有能さはあんまり関係なかったりします。むしろポンコツでも「もーうちの上司は仕方ないなー」て言いながら部下に何だかんだお世話してもらえる人っています。うちの上司も忘れっぽいとこが多々あり、部下から「スマホ持ちましたか？」「電話かけましたか？」て言われまくってますが、憎めない人です。
管理職で一番有能なのは愛される人だと私は思います。人間は、好きな人の為なら自主的に気を利かせて動きます。人を使う立場の人にとって、「この人の為に何かしたい」と部下に思わせるのは、最良の資質だと思います。だから年下上司でキャリアがないことで自信がなくても、愛されれば管理職は充分つとまります。
まずは自分の気持ちを大事にして下さい。

あなたは悪く無いですから、あなたは自分が必ず出来る事を進んで取り組んで下さい！それがあなたの「自信」に繋がりますからね！世の中では全ての人が上手くは動いてはくれません！ですから自分を責めないで下さいね。

人を変えようというのはある種傲慢であり、労力と時間を要する、大変なことですよ。

あなたの場合はまず、親に逆えずにきてしまった。自分の考えを他者に主張することに苦手意識を感じる。それを問題や課題と感じている。という節がありますよね。

だからまず、他者に、会社に、環境をどう変えるのかではなく、自分の在り方を変えることを優先してみたらいいと思います。
思考をずらして、まず、自分が変わるのです。
理想の自分、理想のビジョンはありませんか。言うだけタダなのでどんなものでも良いのです。自分にとって心地の良い自分の生き方ってありませんか。
もしも今、自分の考える最高の自分という存在だったなら、今と同じ環境にあったとして、今と同じ考え方をしますか。まだ見ぬ理想の自分は、同じ悩みを持つのでしょうか。

人の心を動かせる自分とは、どういう自分ですか。何を糧に、どのような考え方をし、どんな能力を持ち、どのように人の心を動かしているのですか。

もう少し自分について掘り下げてみると、今の自分にとって重要なもの、足りないもの、不要なもののヒントを見つけられるかもしれません。

人を動かす、人を変えるのは、本当に大変なことです。それよりも簡単で手っ取り早いのは、自分を変えることなのだと思います。
自分が変わると、きっと環境も変化していきます。おそらく、いつの間にか。

そういう私も、自分を変えるその取り組みの真っ只中です。未知で理想の自分に、根拠なく楽観的な希望をもっています。
その希望があるから、今身を置いている困難の多い環境のなかでも、俯瞰して自分を見ることができています。
よければ一緒に一歩踏み出してみませんか。
自分を変えるのです。

私は決して、あなたの気持ちをちゃんと理解できるかわかりませんがひとつわかったことがあります。それは、
あなたは努力を惜しまない人。こんなこと、知らない人に言われても腹が立つかもしれませんが、私はそう思いました。私も同じように自分の言いたいことをなかなか人には言えません。
だから小瓶主さんも元気を出してください！！その辺な噂を流した友達A
さんにも何か起こると思いますので、
そんなに考え込まないでね。
こんな人間が勝手に口出ししてごめんなさい。

人生で初めて道を誤ってしまったと感じているのですね。
私も気合入れて返事をしないと。

山を見るな、足元を見よ！
心理学や自己啓発本の主人公のようなトップに立つ人って凄いですよね、でもそこに到達するまでには、今の貴方と同じように迷い、色々と悩んだのではないでしょうか？
だから今は貴方の足元見ましょうよ、ね？
足元見ないと躓いちゃいますよ。

さて、貴方の悩みは叱り方が分からない。人の心を動かす人間になりたい。言いたい事を言えず本音をなるべく隠して生きてるので辛いでしたね。この物語には貴方の他にも登場人物が3人います。父親、他社から引き抜いたA、年上部下。

今貴方が一番言いたい、本音とは何ですか？
そしてそれは誰に言いたいのですか？

いきなり本音を言おうとしても簡単ではないですよね。少しずつ自分の意思を主張する練習をしてみては？今回は大海原から私に拾われちゃいましたけど、貴方には力になってくれる人がもっと近くにいると思いますよ。上手に甘えましょう！これも訓練です。社長を支える優秀な貴方なら出来るようになりますよ！！きっと。