人間関係すべてに恵まれている。 衣食住にも恵まれて、何一つ不満なんてない。それなのに、鬱々とした気持ちは治らない。

それでも辛い時は「辛い」と言えばいいですよ！人の心は強くはありません、それが人ですよ。

あなたにその権利はあります。
辛いって言っていいんですよ。

会話が苦手なことも、手際がよくないことも、人任せなことも短所じゃありません。

口数の少ない人が落ち着く人もいるし、
テキパキされると焦って苦しくなってしまう人もいる、
誰かに頼られたら頑張れる人もいる。

恵まれているってことは、今のあなたが周りから必要とされているってことです。

どうかそのままでいてください。
それでも辛いなら周りの人を頼ってください。
きっとあなたに頼られて嬉しい人がいます。

つらさは相対的なものなので、どういう立場だからつらいと言っちゃいけない、ということはないと思いますよ。
極端な話、紛争に巻き込まれて家も家族も失い毎日の食事にも事欠いている人の「つらい」も、裕福な家に生まれ好きなものを何でも買ってもらえる子が好きなおもちゃを壊してしまったときの「つらい」も、本人が痛みを感じているという意味では同じだと思います。感覚的には同じと言いづらいですけど、少なくとも他人が比較してどうこう言っていいものではないと思います。
ただ、そんな考えの人はなかなかいなくて、つらさを口にしたとたん批判や説教をしたがる人が大勢いるので、口にする相手は選んだほうがいいと思いますけどね。

小瓶主さんの場合、生きてて楽しくない、という部分がそのまま答えに見えます。楽しいこと、やりたいことを見つけられてないんじゃないかなと。
何の目的もないのに学校の授業を延々受けているのと一緒。つまらないだけです。でも目的があれば学校の授業だって楽しいんです。中身が一緒であっても。

ここから先は情報がないので一般論でしかないですけど、経験上、やりたいことがないという人のほとんどは、本当はあるのに他人の目を意識して自分で否定しまっているようです。
例えばですがゲームが好きなら好きでいいです。他人に迷惑をかけるのでなければ、あとただの中毒でないなら、いくらでもやればいいんです。でも「いい年してゲームとか」なんて言われるのが怖くて、あるいはそんな他人の価値観に流されて、自分で否定してしまう。だから「やりたいことがない」になってしまう。
靴磨きでも、鼻ほじりでも、好きなことを自分で好きと認めてやり続けたら、その先に必ず何かあります。別にゲームをやり続けてプロゲーマーになるみたいなのだけではなくて、好きなだけやって満足したら次の好きなことが見つかったりするんです。それは政治家になって国をよくすることかもしれないし、鼻ほじりかもしれないですが、他人の評価を気にしさえしなければ何でもできるはずです。

自分で否定してしまった「やりたいこと」は、自分の心の声を真剣に聞こうとしないと見つかりません。仕事で迷惑をかけるとか、恵まれた環境にいるとか、そういう周りのことはひとまずおいといて、自分ともっと話をしてみてはいかがでしょうか。

主さんが人生をいつか心から楽しめますように。