消えたい。死にたいんじゃなくて、消えたい。
今の私の苗字も名前も全部捨てて、全くの別人に生まれ変わって生きたい。それで、私という存在がこの世にもともと存在しなかったことになってほしい。あるいは、本当に消えちゃって、空気になりたい。
家も塾も恐ろしい。胸の中の塊が重くのしかかって気持ち悪い。
家は、特に父親が嫌だ。同じ空間にできればいたくない。
塾に行くことが億劫になった。周りの人の存在がもう怖くて、気持ち悪くなる。きっとこれは甘え・逃げなんだろうな。
久しぶりに連絡をとった友人に「うまく行かないときは休んでいいんだよ」と言われたが、私もう十分休んじゃって、これなんだよな…
これ以上休んだら父に「自分の方が不安になる」とまた注意される。
私だってやらなきゃって思ってる。
胸の内になんとも形容し難い虚無感を抱えて、目的もなく、ただ恐怖から実行できなくて…こういう私の考えは、恐怖なんかじゃなく本当に甘え・逃げ・弱さなのかもしれなくて、きっとそうだ、私はダメだ、やらないと、やらないとって思って結局やれない。
周りの何人かの大人が助けてくれてるのに、自分はうまく応えられない。やろうとしていないのか。やってるけどうまくいかないのか。自分自身のことなのにもう分からない。
何のために生きるのか。そんな幸福の見出せない未来のために今頑張る意味はあるのか。こんなひねくれた考えしか出来なくて、消えたいなって思ってしまう。
私は嘘の塊なのかもしれない。
自分でも、どれが本心で、どれが自分を救うための嘘かもう分からない。
自分が大嫌いだ。こんな私は社会不適合者だと思う。早くこの存在を捨ててしまいたい。消えたいよ。