こんな状況、早く変えたいといつも思っている。
そして、変えられない自分を、いつも責めている。
だけど、勇気をもって状況を変える人よりも、きっとあなたの方が忍耐強い。
そんな強さ、望んでいないかもしれないけど。
本当は、忍耐強さなんかいらなくて、そんな強さよりも、状況を変える強さの方が、私は欲しい。
忍耐強さはあっても、鈍感ではないから。
繊細で繊細で繊細で、色んな痛みや辛さを肌で感じながら、今踏ん張って耐えているだけ。
何も感じないわけじゃない。
寧ろ、その逆。
こんな辛い事に意味があるんだろうか、と思う。
そんな人生に。
私はもう、そういう繊細な性格になってしまったから、そうなった時点で、きっと他の人よりも幸せに生きていく事は難しい。
性格を変える努力をしなければいけないのかもしれないけど、それすらも困難で。
こんな繊細な性格になってしまった以上、わざわざ生きる必要があるのでしょうか。
何度も何度も思い至って、それだけ考えたうえで、やっぱりわざわざ生きていく理由を見いだせずにいる。
こういう場所ですら吐き出せない、酷く醜い自分を、自分だけが知っている。
他の人だってきっと同じ。
みんな、自分しか知らない自分の顔がある。
なのに、みんなと同じように受け入れることが出来ない。
みんな自分の醜い部分を知っているはずなのに、どうしてかそれを受け入れている。
やっぱり、自分は他の人よりも醜いダメ人間なのだろうか。
それとも、周りの人たちよりも弱いだけなのだろうか。
どっちにしろ、自分は、みんなと比べて致命的な欠陥があるんだろう、と思う。
どうせ一人なんだと思う。
誰かに私の人生をとってかわって欲しいけど、そうもいかない。
せめて手助けくらいしてほしいんだけど、手助けを要求する事すら出来ないので、やはり私は孤独なんだな、と思う。
声を上げて助けを呼ぶ必要がある。
だけど、結局は、自分が何も出来ないから、周りの人が私を助けることも出来ない。
だからせめて、自分は自分の為に生きようと思う。
せめて、自分だけは自分の事を見捨てないでいようと。
誰かに何かを言われても、誰かを傷つけてしまっても、私が一番守るべき人間は、私自身。
どうせ一人なんだと思うから、
せめて、自分だけは、自分の事を愛して、大切にしようと思う。
忍耐強い自分や、実は優しい自分を、思い切り褒める。
どうせ誰も気付かないから。