鋼のメンタルだとでも思われてるんだろうか。感情論で物事を話す人たちはよく私に言葉で打ち負かされる。そして｢傷付いた｣なんて平気で言う

鋼のメンタルだとでも思われてるんだろうか


感情論で物事を話す人たちはよく
私に言葉で打ち負かされる

そして
｢傷付いた｣
なんて平気で言う


私は基本的に
事実に基づいたことしか発言しない
自分の意見も言うし、相手の意見も聞く
こちらが間違っていたり、思い違いがあれば謝罪する
相手の行為が間違っていると分かればはっきり言う
その後、今後如何していくべきかの解決策を考える

ただ、それだけのこと


だが相手はそれを理解しない
｢君みたいに強くはなれない｣
なんて言葉を口にして
問題自体から目を背けようとする



勘違いするな
私は強いわけではない
問題解決を優先してるだけだ


傷付いてないと誰が言った？
何を言われても傷付かないと誰が言ったんだ

一々口に出さないだけだ
口に出したところで、労力の無駄だろう


一向に解決しない問題を抱えて
精神状態を一定に保てるほど
私の心は丈夫じゃない

はやく解決して
終わりにしたい

泣くのも疲れた
吐くのも疲れた
怒るのも疲れた
考えるのも、本当はしたくない


悪いことは認めず
ただ分が悪いからと黙りを決め込み
時間が解決してくれる
そのうち怒りは収まってくれる
そしてまたいつもみたいに
明るく接してくれる
今回のことも水に流してくれる
怒りが収まった頃に謝ろう
きっと彼女は折れてくれるはずだ
許してくれるはずだ


見え見えなんだよ
考えてることが

そういう態度を取られて
傷付かないとでも思っているのか
平気だとでも思っているのか


話の内容は無視するくせに
言葉がキツいとか
そこまで言わなくていいだろうとか

違う
私は最初からそういう態度なわけではない

同じことを
何度も

何度も何度も

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も


だから
ちょっと待てと
足を止めさせ、｢話｣をするんだ


一度や二度じゃ、｢話｣はしない
私もこれが刺さることを知っているからだ

注意しても聞かないのなら
なぜそうするのか聞くしかないだろう？

そういうやつに限って
これといった理由はない

理由もなしに
間違った行為、嫌がる行為を続け
散々私が傷付いたあと
私なりの最終救済措置として話をするのに

拗ねる
逆ギレする
全く聞く耳を持たない

傷付いた
そこまで言われる筋合いはない
などと...


...疲れた

ただ事実に基づいた話を
常識の範囲内で話しているだけなのに
その常識から外れた人間は
当然の如くそれを理解しようとしない


強く見えるのなら
貴様の頭が空っぽなだけだ

自分を守ることだけに必死になってるような
スッカスカな頭じゃ
重い言葉は受けとめきれないだろうな

ただその時の感情だけで並べたような
ペラッペラな言葉じゃ
問題解決を望む私は動かないだろうよ


自分を守るのに必死で見えていないんだろうな
私は血だらけで立っている


盾やら槍やらを装備して
私を倒そうとする貴様の前に
傷だらけで、血濡れのまま
ただそこに立って、貴様を待っている


槍で刺してこい
その槍をそのままへし折ってやる

盾を構えてこい
その盾を素手で砕いてやる


怖いだなんて言わせない
傷付いたなんて知ったことではない


多くの人間に裏切られ
ボロボロになって
それでも生きていけるよう
努力して身につけた知恵だ
磨き上げた言葉だ

例え自分が傷付こうとも
相手を引きずり出す
その強い意志があるからこそ
立っていられるんだ

半端な奴に負かさせるわけがないだろう


私は強いわけではない
私は決して強くない

強くないから
知恵を身につけた
強くないから
言葉を磨いた

強くないから
自分を守ることを捨てたんだ

何もせず
多少傷付いただけですぐ殻に篭り
これ以上傷付かないよう完全防御
暫くしたらケロッとしてるような

そんな強さ
私は持ち合わせていない

私もただ何も考えずに
自分を守っていける強さがほしかった


...反吐が出る



｢話｣をしましょう？
多少、身を削ってでも


｢話｣を
しましょう




逃さない