内定もらえた。大学3年の秋頃から精神をぶっ壊して公務員試験とか全部勘で解いて落ちて、4年の夏からやっと始めた就活ももうすぐ終わる。
社会人になる不安とか、これからの人生いつまでこの会社で働けるかとか、そういう心配はまた別にして。
内定もらって安心して、もう当面心配する案件は無いはずなのに、今までと変わらず涙が出た。
内定がもらえても、仕事が決まっても、例えば人と仲良くなったり、仕事が成功したり、死ぬほど推し活が幸せだったとしても、きっと「生まれてきたくなかったなあ」と思いながらさめざめと泣く夜は必ず来るんだろうなあ、と今日気付いてしまった。
たとえこれからの人生、(そんなことありえないけど)幸せなことしか起こらないのだとしても、今まで感じた痛みや悲しみ、苦しみはチャラにならない。あの時感じた「生まれてこなければよかった」は、私にとって真理だと確信してしまったから。それに、いつまたああやって苦しい時期を過ごす羽目になるか分からない。死にたい死にたいと思いながら過ごす日々は本当に苦しい。またそうなる可能性と、幸せなことしか起こらない可能性。前者の方が圧倒的に高い。
人として嫌いな父親はともかく、母親のことを悲しませたいわけじゃない。けれど、母親が自分の幸せのみを考えて私を産んだこと、それが悲しくて虚しくて苦しい。
「生まれてこなければよかった」「どうして私を産んだの」「お願いだからもう殺してほしい」と半狂乱になりながら言ってしまった夜、「それでも生きていてほしい」「愛している」「やっぱり子供が欲しかった」と答えた母の言葉に力が抜けた。
分かる、それ以外無いよな。子供欲しいから産んだ以外の理由あんまり無いよな。私も知ってたわ。私は十分愛されて、まあまあ良い額のお金をかけられて超健康に育って、そして今はまあまあ幸せなんだろう。
それ以上何を望むんだって自分でも思うけど、生まれていなかったらそんなこと考える必要すら無かった。
死にたいと思ったことも、超幸せと思ったことも両方あるけど、やっぱり生まれてきたくはなかったなあ。