幼い頃に自殺した父へ。
私も死にたかった。
あれから20年以上たって、きょうだい達には新しい家族ができました。
私は小さいときのことよく覚えていないって言ったから、あなたが自殺で死んだことを知らないと、母やきょうだい達は思ってる。
あなたのことは話題にあがらないし、思い出を語ることもなく、さらに私はいまだに「お父さん」という単語を口にすることすら抵抗があります。
だから、皆が自死遺族としてどういう気持ちを抱いて生きてきたのか、パートナーにはあなたの死のことを話したのかが、きょうだい間ですら分かりません。きっとそれぞれ辛いのだろうけど、それを語り合う勇気がありませんでした。
でも今皆幸せをつかんでる。
私は心がとまったまま成長できずに、一人ぽつんと取り残されました。
学生時代から、希死念慮に苦しんで
ずるずると今まで生きてきてしまった。
なんのために生きているのだろう。
恋愛も結婚も出産もしたくない。仕事に喜びも見いだせない。このために稼ぐぞっていう趣味もない。
ただ死ぬ勇気がないから、毎日仕事に行って、ご飯をたべて寝るだけ。
いまだにさびしくて辛くてむなしくてひとりこっそり泣くことがあります。
こんなことなら、あの時一緒に殺してくれたら良かったのに。
もしできるなら、今からでも殺してよ。
「私も死にたかった」
仏壇の前で恨み言を言いたくなるけれど、母に聞かれたら傷つけてしまうから、ここに吐き出します。
苦しい苦しい苦しい
名前のない小瓶
108933通目の宛名のないメール
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ななしさん
小瓶主さん、お返事ありがとうございます。
これからもどんどん吐いて吐いて吐いてください。
泣くことも恐れずに。
あなたは絶対にひとりじゃない。
時に茨の道ですが、共に生きましょう。
ななしさん
(小瓶主)
優しいお返事ありがとう。共感してくれて、ありがとうございます。客観的にみてくださった方も、ありがとう。
ほんとにこの場所があって良かったです。
ななしさん
苦しいですね。
ごめんなさい。あなたの「一人きり」な感じが、私には少しだけ分かる気がします。お前なんかに何が分かるかと思われるかもしれませんが……。
私の場合は少し状況が違っていて、親が何度も自殺未遂をしました。今もまだ存命ですが、そんな親を私は憎み、許せずにいます。きょうだいは親の過去を知りません。ですから親との関係は良好みたい。とても複雑な気持ちです。私の心はずっと冷めたまま、心は固いままなのに、どうして普通の親子をやってるのだろうって、違う星の人たちのように彼らを眺めています。
何度も切り刻まれた心の傷は、多分一生消えないと思う。死にたいと思うことも、ひとりで泣くことも時々あります。
でも、絶対に「死に飲み込まれない」と決めて、踏みとどまっています。
なんでだろう、意地なのかな……。未遂とは言え、死によって置いていかれてしまう苦しさ、寂しさを、遺された人に味わってほしくないからかな……。
生きる義務を果たしたい気持ちもあるし、憎しみや怒りを糧に前に進んでいるような時もあります。
あなたは優しい人ですね。もっともっと吐き出していいのに。カウンセラーでも占い師でも宗教家でも(でも、あぶないのには気をつけて!)。飲み屋で隣りになった人や、自死遺族の会の人など、話せる相手をどんどん見つけて、全部全部吐き出して、楽になってほしいと思います。もちろんここも。(ここを作ってくれた方、ありがとうございます)
苦しみは苦しみとして、でもそれが少しずつ薄れていくといいですね。
お互い幸せになりましょう。
もしも不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。お許しください。
ななしさん
あなたが抱えている課題はなかなかハードだなと思いました。
しかもご家族みんなが傷ついているから、自分の傷をさらけ出しづらいですね。
あなたが「お父様が自ら命を絶ったことを知っている」と家族のどなたかに伝えてみたらどうでしょうか。
何か新たな展開があると思います。大きな苦難もひとりよりみんなで乗り越えられないでしょうか。
名前のない小瓶
(小瓶主)
しらかばさん、ありがとう。お返事の小瓶をもらえると思ってなかったので、とても嬉しいです。悩みながら、言葉を選びながら丁寧に書いてくださってありがとうございます。
しらかば
もしかしたら、小瓶主さんはお返事は望んでいないかもしれませんが、
私の中で感じたことがあるので、書きます。
私の祖父は私が小学校六年生の時、自死しました。
祖父母は私が生まれる前に離婚していたので、あったことはなかった。
でと、祖父が自死をしたことを、母も祖母も私にばれるギリギリまで隠そうとしてましたね、親戚で話してる内容聞いてたら、なんとなくわかるのに。
今でも、祖父のことは家族内で(今では親戚でも滅多に)話題にのぼることもないし、折り入って話すことはない。
私、祖父になったことなかったから、正直自死当時はあまり悲しみがなかった。
でも、、親戚から、あなたが競技の大会で良い成績だった時すごく嬉しそうにしていた、
私は将棋が好きだけど祖父も大好きで相当強かった、みたいなこと聞いたとき、
なんで死んだんだ、会ってみたかった、なんで生きてくれなかったんだ、って
すごくすごく悔しかった。
私は会ったこともない人だったし、変えられないことは深く考えないようにしようと決めてるから、
立ち直れないくらい傷つくってことはなかったけど、小さな傷として一緒に生きていくと思う。
小瓶主さんは父の自死だったから、
きっと小さいながらに、細かい傷みたいに傷ついて、大きくなってまた傷ついて、
傷を背負いきれなくなってしまってるのかなと。
その話をしたらお母さんは傷つくかもしれないけど、父の自死を知っていて、
そこから動けないの、それがつらいのって、
お母さんにその気持ちを受け止めてもらってはどうでしょう。
私の母は祖父の自死を乗り越えるために、時間がかかったけれど、私と一緒に乗り越えました。
私はその乗り越えを支える間、いやな気持ちなんてひとつもしなかった。
大好きなママに乗り越えて欲しかったから。
私も、自分の生きる意味について考えることあります。
となりを見れば、何か大きな目的・目標を持って生きてて、私どうしたらいいの、って思うこともあるけど、
最近思ったのが、「生きるために生きてもいいんだ」って。
生きることが人生の目的で、なんにも悪いことないなって、思います。
結婚も恋愛も出産も、したくなければしなくていい。
しないことが幸せなら、それでいい。
でも本当はしたいけど、メンタルのせいでしたくなくなってるだけなら、
メンタルを癒す(私なら誰かに相談して受け止めてもらう、)必要があるのかなって思います。
真面目に考えすぎて、ものすごく長文になってしまったことすみません。
小瓶主さんに、なにか良いことが起こりますように。
なにかまたあればご相談ください(^-^)
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