拳や手の甲を硬いものにぶつけることでできる
打撲に安心感を抱いてしまいます。
自分もちゃんと生身の人間なんだなって。
生きているんだなって思えます。
手なので色んな人に見られてしまって、
しかも毎日やるので治るどころか数が増えてしまい、
職場の同僚の方に心配させてしまいます。
気にかけてもらいたい気持ちも奥底にあるし、
自分に目を向けて欲しいという甘えの気持ちが
あることに気がつきたくない気持ちもあります。
自分の手に打撲が増えるたび、落ち着きます。
このままじゃだめだと思いつつ、変われない自分が
嫌になります。
もっとひどい打撲にしたいと硬いものを
殴り続けてしまう。