元々現実を見てしまう性格で、だからこそ苦しいことがある。
現在中学3年生。演劇部所属。
2年前から声優になりたい、と夢を抱いていた。
小学生の頃から音読が大好きで、抑揚の付け方が上手いね、と事あるごとに言われ、その度にもっと読みたい。登場人物になりきりたい。そんなふうに思ってきた。
そして、中学生になってから親の勧めもあって演劇部に入部。ど素人ながら、演じることの楽しさを感じていた。そんな中、コロナ禍で家でアニメを見ることが増え始めて、初めて声優さんの実力を目の当たりにした。
俳優以外にも演技のお仕事があるのだ、と知り、ちょっとずつその職業をやってみたい、と憧れていた。
しかし、調べていくうちに、声優になるためには、養成所などに行かなければならなくて、声優になりたい人の中で、実際に声優になれる人はほんの一握りだと薄々わかっていた現実を突きつけられた。
何かできなかった時、努力があれば何でもできる!とがむしゃらに、立ち向かっていた時期もあったけれど、これだけは、自分だけの問題ではなく目指している人、声優さんみんなの問題なのだと痛感していた。
取り敢えず、声優になるためには漢検2級以上の力が必要と読んだので、漢検は受けてみた。受かった。
でも。容姿の問題。演技力の問題。養成所での月謝や収入などお金の問題。
私にはきっとそこまで投資しても一握りに入る実力は、多くのひとと同じようにない。特別ではない。
だから、声優は諦めて、どちらかというと地球の抱えている問題に少しでも役立てるようになりたい。これからを生きる若者だからこそやらなければいけない課題に取り組めるような仕事に就きたい。
ちゃんと大学に行って、働いて、いずれは親に恩返しをしたい。
とは思っているものの、どうしてもふと、声優になりたい、と思い、自分でもできるのでは、という舐め腐った考えが湧いてくる。
私は自分の未来を不可能なことで潰したくはない。
スパッと諦められるようになりたい。
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ななしさん
知り合いの話です。
その人は高校を出て、サービス業に従事しながらお金を貯めて、働きながら養成所に通いました。
卒業後は声優として幾つかのお仕事もしたと、その人の親から聞きました。
恥ずかしいから、と芸名は教えてもらえなかったので、どんな作品に出たのかは分かりません。
本業は続けていたし、兼業とまではいかず、プロとは言えないのかもしれませんが、これも夢を叶えたひとつの形だと私は思いますし、そこまで頑張れた知り合いを尊敬します。
こういうやり方を、決して実現不可能ではない事例として心にとめてくださればと思って、お返事いたしました。
どのような道を往かれるのであれ、しっかり足をつけて、ご自身が都度納得して選んだ道を進んでいけるといいですね。
ななしさん
自分の夢をあきらめて、親に恩返しし、社会の役に立てるようになりたいって思えるあなたはえらいです。でも、結局のところなにが正しいのかなんて誰にもわかりません。声優の夢を諦めたいなら、諦めたらいいです。でも、人生は長いし、たとえ今は声優の夢を諦めたとしても、また目指すことはできます。会社勤めしながら声優目指す人もいます。今はとりあえず自分がやるべきだとおもうことをやったらいいと思います。この決断で、全てが決まってしまうわけではないです。
ななしさん
初めまして。お返事させていただきますね。
人生の3分の1を過ごしてきましたが、
最期の時に後悔しないことが大事だと思いました。
時間は戻せないし、有限。きっと、自分が納得できることが大事です。それなら、誰のせいでもないし、後悔しないので。
1度の人生、本当に自分が納得できる選択を。
小瓶主様が本当に経験したいことが、できますように。
ななしさん
やってみてもいいんじゃないですか?
大変かもしれませんが、養成所と高校を両立すればどちらの道も目指せると思いますよ。
諦めるなら諦めるで良いと思います。
主さんの人生です。
悔いの残らないよう、頑張ってください。
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