糖尿病予備軍の父が特に夜あまり果物を食べないように母からよく注意されているけどいつも母の目を盗んでこっそり食べている。
それをわたしは見てて、夜に食べるのはやめたら?って何度か言ってもなにがわるいの?とキレ気味に開き直って、聞く耳を持たないからもう言うのをやめた。
昔、父にはよく殴られた。もう年だしさすがにそんなことないだろうけど。あんまり言ってまたキレて殴りかかってきたらいやだ、それにわたしが言ったところで馬鹿にして聞かないだろうし。
昨日は仕事が残業で、しかも雪もひどくて、やっとの思いで家に帰ってきた。夜の9時半。
とにかく疲れてた。仕事はうまくいかなくて、雪で道がホワイトアウトして道間違えて迷子になるし。
ようやくご飯を食べようと食べていたら、父がいそいそとりんごをもってやってきて、なぜかわたしと同じ食卓に座った。とっくに夕ご飯は食べ終わってるはず。
りんご食うか?と聞かれた。また夜に果物食べるわけ?話しかけられても話したくない。
いらないって首振った。基本無言。わたしももう31だ。大人げない自分にも情けなくなる。
父がりんごを食べる。その咀嚼音が気に食わなかった。くちゃくちゃではないけど、口を開けて食べているのか、ぱくぱく?しゃくしゃく?口を開けるくちゃくちゃした音が聞こえる。今思えば多分年のせいなのか?
家はしーんとしていて、父がりんごをたべる音だけよく聞こえた。うるさいって思った。ほんとうにいやだ。わたしは一人暮らししていたときの経験から特に男の人がえずいたり、タンを吐く声が嫌いで、口からでる音に過敏になっている。
食べているのに、なんでこんな音聞かされなきゃいけない?と思ったらもう我慢できなくて、くちゃくちゃ食べるのやめてくれない?って言った。我慢できなかった。苦痛だった。はやくどっか行って。人がご飯食べるとこにわざわざ来ないで。
そしたら父は案の定怒った。普通に食べてるだけだ、ここは俺の家だ、好きなようにして何が悪い。うるせぇ。全部うるせえって思っただけだった。とにかくしゃべんな。どっかいけ。
話しかけないでって言った。そしたら誰も話しかけてない、俺に当たるなって言って父はりんごを置いて怒ってどこかへ行った。とりあえず殴られなかった。その瞬間心底安心した。
何でこんなにイライラするのかはわからない。
いい歳して実家に住んでる自分が一番悪いのはわかる。いやなら出ていけばいい。
こんなだから結婚もできないんだよなぁ。
翌日父は明らかにわたしを避けていた。当然だ。
距離をとって食卓にも座らなかった。
可哀想に思えた。ひどいことを言った。実家に住まわしてもらって、お金も何不自由ない暮らしをさせてもらってるのに。
昔のことを色々思い出して苦しくなった。
昔殴られたことをいまさらあーだこーだ言おうとは思わない。トラウマだとも思わない。けど父とは31になった今でもまともに話せない。
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