少し、気持ちの整理をさせて下さい。
僕はもう一度、君に伝えてみようと思う。
多分迷惑なんだろう。君は自分の事で大変だから。
君に比べたら、僕の苦悩なんて塵みたいなものなんだろう。
結局君の気持ちなんてこれっぽちも理解していないわけさ。
だから、君はさよならを告げた、そう解釈しているけど、どうかな。
あれから、まるで線でも切れたように君の体調は悪くなった。
あっという間に、居なくなった。
君も、友達も、大人も何も言わないけど、本当は、僕の責任だろう。
僕が支えられなかったから。
僕の苦悩はちっぽけと書いたけど、僕にとっては致命的な重さで、毎日死ねば丸く収まるんじゃないかという気持ちと、死ぬなんてあまりに無責任だという気持ちを行き来している。
正直言うとね、もう疲れたよ。
もう忘れようとも思ったよ。
だけど、忘れられないよ。
この間、やっと気付いた。
ずっと逃げてたんだ。自分の心と。
責任がどうとか、そんなの全部言い訳で、結局君の事がずっとずっと好きなんだ。
君じゃなきゃ、君と一緒じゃなきゃ、やっぱり僕は駄目なんだ。
君を守りたい。君だけを守りたい。
だから、迷惑だろうとかそんなことはもういいんだ。迷惑なんてもうかけてる。最低だな。
断られてもいい。無視されてもいい。笑われてもいい。
もう何も思い残さないように、全部伝える。
それからの事なんて何も考えない。
今度こそ目を見て伝えよう。
君の為に、なんて恩着せがましい事言わない。
僕の為に。僕自身のこれからの為に。
待っててくれ、僕に似た人。
君が、世界中の全ての要素よりも、大好きだ。