学芸会が近づいたある日、娘が学校から帰ってきて、いつものように、その日もらった手紙をポンポン渡してきた。
その中の一枚に、学芸会当日の集合時間、集合場所、そして服装について書いてあった。
ん?
なになに?
学芸会の劇の衣装を着て来てくださいぃ~?
娘はバックで踊ったり、歌ったりするコーラス隊なので、白ブラウスに短パンなのだが、役がある子って…まさか…
「なあなあ。〇〇〇(娘の名前)。皆、衣装で来てくださいって書いてあるけど…あんたはさぁ、白ブラウスに短パンでええけど、王様役と大臣役の子は白ブラウスにカボチャパンツ(王様役と大臣役の子がはく、ふんわりした短パンの通称)で、王様は王冠にマントで、大臣は帽子かぶってケープ巻いて来るの?にわとり役の子は、にわとりの格好?先生役はスーツ姿やからええけど…」
とまで言ったところで、
「そんなわけないやん!」
という、娘の鋭いツッコミ。
「カボチャパンツとか王冠とかつけるものは学校に置いているの!だから、白ブラウスに短パンで来るの!」
「じゃあにわとり役の子は?」
「にわとりの羽とかぶりものは学校に置いているの!だから、白ブラウスに短パン!」
おもんなーい(面白くなーい)!
学芸会当日、ちょっと早めのハロウィンになると思ったのに………
なーんて、阿呆な発想をし、日々笑いのネタを探し続ける。
それが7才の娘と、3才の息子の母親です(笑)