これは不眠症と睡眠薬と…ちょっとしたうつ病の話です。
ぼくは今、とってもつよい睡眠薬を何種類か服薬しながらこれを書いています。
なぜ書いているのか。それは眠れないからに他なりません。
睡眠薬というものは飲んだ瞬間に眠ってしまうような魔法の薬ではないのです。(もちろん、不眠症でない人が飲んだ場合はすぐに寝てしまうことが多いでしょうが。)
痛み止めの薬なんかと同じように、飲んでから最低でも1時間くらいしないと効いてこない、そんな薬なのです。
しかし、眠れないからと言って合間にゲームでもして待っていようなんてことはできないのです。なぜなら、ゲームなんてしようものならゲームに夢中になり、睡眠薬が負けてしまって朝まで眠れなくなるのです。もちろん、この文章を書いていることによって寝られなくなる可能性もゼロとは言い切れません。
ぼくは睡眠薬が効くまでの時間に苦しみを感じています。前述の通り、何も楽しいことができずぼんやりと布団で無為な時間を過ごさなければならないからです。
そして睡眠薬が効いてくると頭の中に「たすけて」「つかれた」「こわい」なんて言葉がわいてきます。恐らくこれはアタマの動きが弱くなっていて原始的な気持ちがわいてくるのだろうと勝手に推測しています。
寝るのが憂鬱です。寝るまでの待ち時間が憂鬱です。簡単に寝られる人に羨ましさを感じます。寝落ちしちゃったと語る人に理不尽にも妬ましい気持ちを抱くほどに、です。
寝る前は嫌なことを思い出します。暴力を振るわれたこと。パシリにされたこと。除け者にされたこと。無視されたこと。性的虐待を受けたこと…。詳細についてはここでは話しませんが、不眠の原因になっていることは間違いないでしょう。
睡眠薬を使わずに寝られる日が存在するのなら、眠れない日にちょっと多く飲むなんてこともできるのですが…これも本来オーバードーズとなっていうので本来してはいけないことです。
早く寝たい。早く寝たい。怖い。不安。助けてほしい。人生は楽しくない。いつも毎晩憂鬱。