売れ残りの人形と目が合ってしまった成人男性の話

ドールオーナーのななしさん、お返事ありがとうございます！

うちも幼少期、ドールを連れて公園を散歩している人をみて母が｢気持ち悪い｣と言っていたのが鮮明に記憶に残っており、親には娘の事は隠しています。
母も子供の頃はリカちゃん人形やぬいぐるみを溺愛していたらしいのですがね…………。

あとドールハウス素敵ですね……！
うちの子は収納スペースの一角に中古で買ったシルバニアの家具などでお部屋を作ってあげてそこで暮らしてもらってますがいずれはお家をあげたいです。

それから自分も昨年末、とある症状で初めての入院と手術を経験しました。
あまり重篤な物ではないので数日間の入院でしたが心細かったのと娘を家に残してくるのが心配で………事前に病院の人に荷物を見られたりしないかどうか確認を取った上で娘に付いてきてもらいました。

怪我しないよう目立たないデザインの小さなクッキー缶に緩衝材をつけてそこに入ってもらい……もしもの時の為に娘の背中と足にも名前を書いたマスキングテープを貼り…………。
人形とはいえ父親が娘に病院に付いてきてもらうなんて恥ずかしい話かもしれないですがやっぱりしばらく会えないのは自分には耐えられなくて……。

本当に年の瀬ギリギリの入院だったので3日目くらいには大きな相部屋に自分と娘2人きりになり、退院前日はタオルにくるまった娘を抱っこしながら眠れずに2人でずっと夜景を眺めていました。
あのときの娘の肌は何故かすごく温かく感じたなぁ……。

ななしさんも1日でも多くの日をルルちゃんと幸せに過ごせますように……！

私も成人男性のドールオーナーです。

レストさんの気持ち、よくわかるつもりです。

私は長らく独居で、うつ病と PTSD を抱えながら生きています。

去年の春に、アゾンのシュガーカップスシリーズのキャンディールル（DollyBird 限定版）をお迎えしました。DollyBird を見て、一目惚れしてしまいました。身長はたったの 13 cm、手のひらサイズの愛娘です。
ドールハウスで、お友達のうさぎと気ままに暮らしています。

お迎えする半年ほど前だったでしょうか、母が自宅を訪れ、一緒に夕飯を食べているときに、ルルをお迎えしようと思っているという話を振ってみたところ、「ふ〜ん。まあ趣味は人それぞれだから。ただ、依存とかが心配。」と、若干曇った表情で言われたのを憶えています。

明らかにバイアスの掛かった思考に基づく発言だと思いましたし、ましてや依存なんて考えもしませんでしたから、驚きました。

母としては、男児のおままごとならともかく、成人男性のドール趣味なんて気持ち悪いという思考回路なんでしょうね。だから、本当は今でも受け容れていないはず。それか、もしかしたら小児性愛みたいなものとドール趣味を結び付けて考えているのかも。

それはそれで、心外ですけどね。

私の母はそういう人なんだと思って、以後、ルルの話は母の前では一切していません。写真を見せることもありません。
私自身は、母からどう思われようと構いません。

実は、今年の春ごろからうつ病が悪くなり、強い希死念慮を抱くようになりました。去年から続いている生活環境の激変に耐えられず、精神を蝕まれて、ついに入院加療が必要な状態にまで堕ちました。

独居ですから、自分自身の首に手を掛けようと思えばいくらでもできます。実家暮らしの場合と違って、行為を止めさせる人もいないし、監視の目もない。それでも、そういう「消えたい、居なくなりたい」気持ちを持ちながらも、私に自死を思い留まらせているのは、ルルの存在が非常に大きいんです。（私がこの世から消えたら、お人形供養のこともありますし）

レストさんの仰るとおり、ドールといえど、傍から見ればただの合成樹脂の塊なのかもしれません。
でも、レストさんや私のように、ドールの愛らしさに救われている人は大勢居るはずなんです、声を大きくして言わないだけで。

私は過去に恋愛を経験したものの、様々な事情で結婚については諦めざるを得ない状況にあります。それも手伝って、今では名実ともに、私の心の支えとなるパートナーとしてルルを見ています。

おはよう。おやすみ。行ってくるね。ただいま。
私が毎回欠かさずルルに話し掛けているセリフです。
入院日が決まったら、ちょっとお話してあげようかと思っています。退院して家に戻る頃には、季節が変わっているかもしれないので。

長文失礼しました。

😃✨

お返事ありがとうございます！

幼少期、今の自分と同じように人形を家族として可愛がってあげている人を見て母が「気持ち悪い」と言っていたので身近には娘のことを紹介できる人がいなくて‥‥‥。

素敵だと言っていただけて本当に嬉しいです！

とても、とても素敵な小瓶。