あなたがしたこと。
都合良いなって頭のどっかで思ってた。
でも、友達から聞いた話。
浮気だよ、それ。
あなたからお祭り誘ったんだってね。
もう冷めたよ。
もう冷めたのに、大っ嫌いなのに、だめだね。
この前話した人、いるでしょ。
その人がね、好きって言ってくれてるの。夜わざわざバ先まで来てくれたの。いつもつけてる指輪貸してくれたの。エスカレーターはいつも下に乗ってくれて、がんばったねって頭撫でてくれて、元彼のこと見ないで俺だけ見てって腕引っ張ってくれたの。
友達が言ってくれた。あなたを選ばなかったことに後悔するなんて絶対ないよ、もしもうひとりと上手くいかなくても、あなたがそれ以上の景色を見せてくれることはないよって。
そうだよね、結局いつか終わること。
それならさ、私は、1番欲しい言葉をくれた人のところに行く。決めるのは私だから、って言ってくれたよね。私は止めてほしかった、腕引っ張って欲しかったの。
あなたといられて幸せだった。あなたのこと考えてる時間が好きだった。復縁したいって言ってくれて嬉しかった。こんなに幸せなことないって思ってた。
でももうこんなに下から下からな恋愛したくない。
あなたのせいじゃなくて、私が勝手に下手に出てるだけ。でも。
対等に話したいって言ってくれたの。尊敬してるって言ってくれたの。
だいすきでした。
だいすきでいたかった、知りたくなかった。
一生夢だけ見て、一生酔ってたかった。
1番すきだった。1番、1番、一生、すきでした。