私は一年浪人した。
その時に共に頑張っていた一つ下の友人がいた。
彼女は大変優秀で、自分の考えをしっかり持っている。
ただし、言う相手や言葉は選ぶ。
予備校に行くと、浪人生の彼女がいた。
久しぶりに彼女と話して
久しぶりに懸命に頭を使って
ちょっと自分勝手なことや
「道徳」なら間違いであろうことを
言い合って、共感した。
話題は
ジェンダー、教育格差から
アニメのキャラクターのこと
私が行った飲み会での出来事など。
誰と話すのも楽しいし
誰といたってバカ話はできるけど
優秀な人とのバカ話は
色とりどりでもっと楽しい。
ましてや私のような
得た知識を披露したいタイプの人間は
(これは小さい子がやたら九九を披露するのと同じだけど)
その知識を当然のごとく使いこなす人が
共感して笑ってくれるとき
自分が彼らに近づいているような気がして
自己肯定感が上がる上がる。
彼女とは一生友人でいたいな。
そう思える友人に出会えてよかったな。
現役のとき受けた大学に
6点差で落ちた悔しさを吹っ飛ばせるくらい
「よかったな」って思う。